田村装備開発の田村です。

このブログでは、一般の方から自衛官までを対象に、危機管理・戦術戦技・護身術の情報を共有します。

一回目は、基礎となる身体作りについてです。


弊社では、土日祝日に様々なトレーニングの教習を行なっているのですが、セルフディフェンス(護身術)の受講生の中には、一部下記のような要望をする方がいます。

「身体を鍛えるのは嫌いなので、強い技を教えてください!」

どう思われるでしょうか・・・?

もちろん答えはNOです!( ´∀`)!

ボクシングで例えるなら、同じジャブでも、選手によってそのスピードもパワーも異なります。
強いジャブを打ちたいならば、そのための身体を作らなければなりません。

では、筋力だけ高めればよろしいのでしょうか?

こちらもNOです。

私は現役の頃、体重が約80キロ、体脂肪率が10%をきっている時期がありました。
まあまあ良い数字では無いでしょうか?

しかし!

全く強くありませんでした。

現在の私は、体重65キロ前後、体脂肪率15%位ですが、「過去の私」と「今の私」が戦ったならば、100戦100勝で今の私が勝つと思います。(たぶん・・・)

ガムシャラに筋力トレーニングをするだけでは決して強くなることはできません。

何のために、どこを鍛えるのか?

そこをしっかりと考えて効率の良いトレーニングをすれば、短期間で強い身体を手に入れることが出来ます。

この強い身体とは、「重いバーベルを持てるようになる!」というモノでは無く、戦いに適した身体です。

今回行うトレーニングは1日5分で構いません。
身体の負担も少なく、健康な方であれば子供から高齢者まで行えます。

それだけで打撃が強く、早くなります。

では、やってみましょう!