菊花賞2着のリアルスティール(牡3、矢作)は、有馬記念(G1、芝2500メートル、12月27日=中山)を見送って年内を休養にあてることが決まった。
来春には3月のドバイ国際競走も視野に入れる。13日に矢作芳人調教師(54)が発表した。この日朝に放牧先のノーザンファームしがらきを訪れ、状態を見極めた上で協議して方針を決定。「使えない状態じゃないけど、有馬記念を使うと疲れが残って、立て直すのに時間がかかるかもしれないので。来年はドバイを考えている」と説明した。復帰戦の候補には2月14日の京都記念(G2、芝2200メートル)と同28日の中山記念(G2、芝1800メートル)が挙がっている。