『大王、滋賀に死す!〜時代はパーシャル〜』
は予想以上に大きな反響となった!
私が滋賀県で死ぬ思いをした事に関しては
誰からの同情も得られず
ただただ私による滋賀県解説ばかりが
読者の関心を引いたようだ!
されど私が書いたあの記事によって
真実の滋賀県が広く伝われば幸いである!
更に続報として
「学習船”うみのこ”に乗って何をしましたか?」
という質問を数名の滋賀県民に送信したところ!
「あんまり覚えてないです。」
ファミリーレストランしもばやし
(滋賀県住みます芸人)
「特に何もしてませんが
めっちゃ楽しかったです(^○^)」
元・ストリーク吉本
「パイナップルがやたら出てくるので
みんな舌がイガイガになります!」
月亭八織
といった返信があった!
やはり船内で
何らかのブレイン・コントロールが行われ
記憶を操作されているようだ!
月亭八織に至っては
何かおかしな記憶が差し込まれているのが明らかだ!
なお「上瀧昇一郎」の時代には
「うみのこ」は存在しなかったらしく
末成由美嬢の幼少時代には
まだ琵琶湖の湖底に
最後のプレシオサウルスが生きていたので
湖水に入る事はできなかったそうだ!
”まいど先輩”ことストリーク吉本君が
さっそく洗脳船「うみのこ」の写真を送ってくれた!
一般人がこの船を撮影しようとすると
軍人にカメラを取り上げられる!
実に貴重な写真だ!
そんな吉本君は芸能界を去った今も
”うみのこ”として滋賀県で達者に暮らしている事を
ここに報告しておきバス!
・・・あっ!
はてさて!
「LINE」のニュースで訃報が届いた!
しかし私は思わず声を出して笑ってしまった!
なにしろこんな写真だったのだ!
はじめは単に宇宙飛行士の死を伝えるための
イメージ画像なのだと思った!
しかし写真を拡大してみると
胸には故人である「BEAN」の名が刺繍されている!
これはビーンだ!
伝説の馬鹿舟「アポロ12号」の乗組員だった
アラン・ビーン本人の首から下による追悼写真である!
アラン・ビーンは
”宇宙で最も馬鹿だった男”と語り継がれる
「ピート・コンラッド」が船長を務める
誰も注目しない宇宙船アポロ12号の乗員で
ピートと共に月面に降り立った人物だ!
私が生まれた「1969年」は
11月19日の事である!
ご存知の通り人類で初めて月面に着陸したのが
この1機前のアポロ11号であるからして
アラン・ビーンは
ニール・アームストロング
バス・オルドリン
ピート・コンラッドに続く
人類で4人目に月面に立った男である!
ピート・コンラッドが
”月面で発せられた史上最も馬鹿な言葉”
「うぴー!(Whoopie!)」
を叫んで月面に降り立ったその後を
二番目に馬鹿な男であるアラン・ビーンが続いた!
アランにかけられた人類の大きな期待は
カラービデオカメラによる月面からの中継である!
アポロ11号による有名なテレビ中継が
白黒画像だったため
カラーで月面の映像が見られる事に
世界は興奮した!
しかし!
船長が「うぴー!」と叫んだ事でわかる通り
月面に降り立った彼らの興奮は
テレビ視聴者のそれをはるかに越えてしまっていた!
アランはさっそくカメラを設置して
まずはいきなり太陽を写した!
その瞬間に
強烈な日光でレンズが壊れ
全世界への中継はあっという間に途切れた!
それによって
アラン・ビーンは月面でカメラを壊した
もしくは
月面から人類の期待を裏切った
最初の人物となった!
動画リンク
「アラン・ビーンがカメラを壊す歴史的映像」
グラム単位まで綿密に計算された積載物の重量だったが
船長のピートは機内にエロ本を隠し持っていた!
これによって偉大なる船長ピートは
月にエロ本を持ち込んだ最初の人類となった!
一方のアランは
船長ピートと月面でツーショット写真を撮りたがった!
そこでピートのエロ本に対抗するかのように
カメラのセルフタイマーを機内に忍ばせた!
もちろんNASAに見つかればずいぶん叱られる!
やがて彼らに最後の船外活動の時が来た!
もうそろそろ月面を去らなければいけない!
写真を撮らなければ!
アランはセルフタイマーを探した!
ところが!
あ!
船の中に忘れてきた!
結局船長とのツーショット写真を撮影する事はできず
アラン・ビーンは人類で初めて
いらない物を月まで運んだ男となった!
このようにしてアポロ12号乗組員は
人類2回目の月面着陸を
ぐだぐだのコントにして
たいそう楽しそうに地球へ帰って来た!
彼らは”月におもしろい事をしに行った”
としか思えない数々の愚行を実践してくれた!
アポロ12号はとにかく愉快な船だった!
それはあたかも
アポロ計画のパロディのような月面探査だった!
以前の『ひろぐ』で
更に細かく彼らの奇行を記事にし
その功績を讃えたので
ぜひともそちらを併せてお読みいただきたい!
『ばかを宇宙に飛ばすと「うぴー」と鳴く!』
(2009年1月26日記事)
私は今でもアポロ12号の月面着陸計画における目的が
「ばかを宇宙に行かせたらどうなるか?」
という実験だったと信じている!
アポロ12号は
コメディ作家である私にとって
”聖なる舟”と言っても過言ではない!
アポロ11号が降り立った月面のポイントが
「静かの海」
というドラマチックな名前であったのに対して
ピートとアランが降り立ったポイントは
「ピートの駐車場」
と名付けられている!
最近知ったのだが船長ピートの本名は
チャールズ・コンラッド・ジュニアだそうだ!
どこにも「ピート」が見当たらない!
昔からみんながそう呼ぶから
彼は仕方なくピートになったのだと言う!
船長ピートは1999年に他界し
共に月面に立ったアランが
2018年5月26日に86歳で月に帰った!
それを報じる写真がLINEで届いたあれだ!
笑わずにいられようか!
死んでもなお人類を笑わせるアポロ12号乗組員に
私は心から拍手を送りたい!
ここ日本ではどうせたいしたニュースにもならないだろう!
なので私が『ひろぐ』で
月面から人類を笑わせたこのコメディアンの功績を
讃えさせていただいたわけである!
ユーリ・ガガーリンが
「地球は青かった」
との名言を産んだのに対して
アラン・ビーンはこんな言葉を残した!
“The moon is very rugged.”
(月はすっごくでこぼこだった。)
わざわざ行かなくてもわかるであろうこの言葉は
世界の名言から完全に削除されている!
だが
同様に彼が放ったどうでもいい一言は
彼の人生全てを表している!
“I have the nicest life in the world!”
(僕は世界で一番素敵な人生を過ごしてる!)
毎年5月26日を
私だけの祭日「Alan Bean’s Day」と定め
コンピュータのカレンダーに登録した!
その日が来たら
月を見上げてみようと思う!