ハックルベリーに会いに行く
あしたの編集者:その3「読みたい気持ちを掘り下げる」(1,939字)
編集者として「こういう本を読みたい」というビジョンを持つにはどうすればいいのか?
それには、まず「読みたい」ということの概念を徹底的に掘り下げることだ。「読みたいとは何か?」ということを徹底的に考えることである。
これをすることが、日本人は一般的に苦手だ。
「読みたい気持ちなんて人それぞれで、概念的に掘り下げられない」
という先入観を持つ人が大勢いる。
「読みたいか読みたくないかなんて、感覚でしかないんだよ」
と、それを不可侵的に考える人も少なくない。
「私は、読みたいという感覚をだいじにしたいの」
などと、それを神聖化する人さえいる。
しかしながら、当たり前の話ではあるのだが、何事にも理由というものがある。「読みたい」という気持ちが沸き起こるのにも、必ず何らかの理由があるのだ。それが掘り下げられないようでは、編集者として安定的に「読みたい」という気持ちを持つことができないし、またそれを作
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
2016/06/29(水) 06:00 [Q&A]ゆとりを持つにはどうすればいいか?(1,046字)
2016/07/01(金) 06:00 週末に見たい映画#53『ナルコス』——麻薬についての映像作品を作るということ (1,813字)