ハックルベリーに会いに行く
週末に見たい映画#53『ナルコス』——麻薬についての映像作品を作るということ (1,813字)
Netflixで『ナルコス』というドラマを見た。
これはコロンビアに実在した麻薬密売人のドキュメンタリーをベースにしたフィクションだが、内容はほとんどノンフィクションといっていい。しかしこれが、フィクションよりフィクションぽくて、コロンビアという国のお国柄を感じさせ、面白かった。
物語は、麻薬捜査官の視点を通して語られるが、主人公は麻薬密売人のパブロ・エスコバルだ。このエスコバルというのが、めちゃくちゃな人生を歩んでいる。
もともと裏商売をしていたのだが、ひょんなことからコカインの密造販売を始めた。そうしてマイアミに販売ルートを築いたところ、バカ当たりした。一気に数千億円規模の大金持ちになったのだ。増えすぎたお金の仕舞い場所がなくなって、家の近所に埋めたほどだった。
そういうふうにエスコバルは、若くして一気に大金持ちになるのだが、その過程で当たり前だが、他の麻薬密売組織や警察や政府との関係
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コメント
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薬物の情報は抑制のために脚色やデマが多いと聞きます。百聞は一見に如かずですね。