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『中年童貞』という本が心にしみた(1,604字)
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『中年童貞』という本が心にしみた(1,604字)

2016-10-17 06:00
    『中年童貞』という本が心にしみた。新書版も面白かったが、それを原作にしたマンガ版もとても面白かった。

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    なぜかといえば、ぼく自身、中年童貞になっていた可能性があるからだ。一歩間違えれば、その可能性が高かった。
    だから、中年童貞には強い共感を覚えるし、彼らを見て、「自分は中年童貞にならなくて良かった」と、しみじみせずにはいられない。

    ぼくは、高校一年生のとき、親ともクラスメイトとも、一年間一度も口をきかなかった。その間は真の孤独だった。おかげで、コミュニケーション能力はだいぶん減退した。今思えば、このときは人生の大ピンチだった。もしその状況に安住していたら、ぼくは今頃中年童貞だった。

    しかしぼくは、その状況に安住しなかった。若いなりに危機感を覚え、なんとかその状況から抜け出そうとした。

    そうして、一発逆転を狙った。自分に箔をつけて、状況を
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