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ぼくは昔から嘘が全くつけなかったのだがあるときを境に嘘をつきまくり今では嘘をつかないと息苦しくなってしまうので日常的に嘘をつき続けている。
なんでそんなふうに極端かというと結局嘘をだいじにしているからだと思う。嘘のことを真剣に考えているから嘘を軽々しく扱うことができない。嘘を気軽につくことができないし、つくとなったら徹底的に突き続ける。
なぜそんなふうに嘘にこだわりがあるかというと嘘こそがこの世界の本質だと思っているからだ。「クレタ人の嘘」というパラドックスがあるが、この矛盾した世界において嘘こそが最も真実に近いものなのである。嘘だけは絶対に嘘をつかない。
だから嘘が大好きなのだが、その嘘を軽々に扱う四月バカというのがだから好きになれないのだろう。同様にイタズラやどっきりも苦手なのだが、中でもとりわけエイプリルフールは大嫌いだ。今年はおかげで土曜日だったので誰とも会わずブログも更新せず、嘘
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