• このエントリーをはてなブックマークに追加
世界的なプロダクトを生み出す日本の美的感覚:その63(1,863字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

世界的なプロダクトを生み出す日本の美的感覚:その63(1,863字)

2017-04-04 06:00
    1980年代前半に、コンピューターの進化によって「3D技術」が発達した。しかしそれは、「スーパーコンピューター」に代表される高価なコンピューターにおいてこそ描画可能なもので、家庭用のパソコンやゲーム専用機ではもちろん、まだアーケードゲームでも表現できなかった。
    おかげで3D技術は、一般の人にとっては「おあずけ」を食らうような格好となり、多くの人が3Dへの憧れを抱いた。

    この憧れを巧みに利用し、セガは『アウトラン』や『アフターバーナー』といったいくつかの「疑似3Dゲーム」を開発する。これは、日本の箱庭的な「見立て」の感覚に則って作られ、独特の美しさを有していたため世界的人気を博した。

    しかし、そこから更に時を経て、とうとうゲームにも3D技術がもたらされる日が来た。それは、これまで同様コンシューマーではなく、まずアーケードに到来した。アーケードゲームで、本格的な3Dゲームが遊べるようになったの
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。