それは、ドワンゴがニコニコ動画をスタートした当初、YouTubeのサイトに乗っかる形でコメントをつけていたのだが、YouTubeからアクセスを遮断されてしまい、それができなくなって「さあ困った」となった。しかし、その困ったことがニコニコの伝説となって、後の発展につながったのだという。
それで、ブランド作りにはこうした伝説が不可欠なのだが、それはほとんどの場合偶然にしかできず、人工的に作るのは難しい――ということが語られていた。
このトピックは、ぼくが長年ずっと考えてきたテーマであり、実は「もしドラ」を作った際にも実践したことでもあった。だから、本来は連載中の「『もしドラはなぜ売れたか?」の中で紹介すべき事柄かもしれないが、今回はその概要を、番外編としてここに紹介したい。
コメント
コメントを書く確かマキャベリの君主論にも似たようなことが書いてありました。
君主たるもの(カリスマたるもの)、周囲の人間に自分がどんなことも出来ると思い込ませよとかそんなことです。
>>1
マキャベリの実際的な考え方はとても好きです。天然で周りを楽しませる人も貴重ですが、ぼくはとことん自分を演出していく人により惹かれるところがあります。