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伝説の作り方(2,632字)
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伝説の作り方(2,632字)

2012-10-30 06:00
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村上隆さんの著書「創造力なき日本」の巻末で、村上隆さんとドワンゴ会長の川上量生さんの対談が行われていた。その中で、気になるエピソードが紹介されていた。

それは、ドワンゴがニコニコ動画をスタートした当初、YouTubeのサイトに乗っかる形でコメントをつけていたのだが、YouTubeからアクセスを遮断されてしまい、それができなくなって「さあ困った」となった。しかし、その困ったことがニコニコの伝説となって、後の発展につながったのだという。
それで、ブランド作りにはこうした伝説が不可欠なのだが、それはほとんどの場合偶然にしかできず、人工的に作るのは難しい――ということが語られていた。

このトピックは、ぼくが長年ずっと考えてきたテーマであり、実は「もしドラ」を作った際にも実践したことでもあった。だから、本来は連載中の「『もしドラはなぜ売れたか?」の中で紹介すべき事柄かもしれないが、今回はその概要を、番外編としてここに紹介したい。
 
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確かマキャベリの君主論にも似たようなことが書いてありました。

君主たるもの(カリスマたるもの)、周囲の人間に自分がどんなことも出来ると思い込ませよとかそんなことです。

No.1 139ヶ月前
userPhoto 岩崎夏海(著者)

>>1
マキャベリの実際的な考え方はとても好きです。天然で周りを楽しませる人も貴重ですが、ぼくはとことん自分を演出していく人により惹かれるところがあります。

No.2 139ヶ月前
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