ハックルベリーに会いに行く
これからどう生きたらいいのか?:第15回(1,689字)
これからどう生きたらいいのか?
これからの社会は、これまでと比べてあまりにも変化が激しくなる。そのため、これまでのように未来を予測することが難しくなった。何が起こるか分からない。そういう時代に、あえて時代を読もうとするとそれにとらわれ、失敗したときの回復が難しくなる危険性がある。それよりも、何が起こっても良いように、あえて予測はせず、さまざまなことに備えておくべきだ。
野球のバッティングには、二つの打ち方がある。次に来るボールを予測して打つ方法と、何が来てもいいようにあえて予測せず、来た球を打つ方法だ。これまでの変化の少ない世の中では、予測することはとても有効だったが、これからの変化の大きな社会では、あえて予測をせず、来た球を打つようにした方がいい。
「来た球を打つ」というビジネスの典型的な例は、ソフトウェア産業だ。何が流行るか分からないから、とりあえず試作品を世に問うてみる。その中で、成
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