ハックルベリーに会いに行く
なぜ勉強するのか?:その38(1,780字)
第二次大戦後、世界はいよいよ「次に戦争をすれば世界が滅ぶ」という雰囲気に包まれました。
その一方で、戦勝国であるアメリカとソ連がお互いの勢力を伸ばそうと競い合うことになり、アメリカが日本に二発落としてその威力を世界中にまざまざと見せつけた原子爆弾――原爆の開発競争に、両国ともしのぎを削ることとなります。
そうしてアメリカとソ連は、科学力を競いながらどんどんと原爆を開発していきました。
その一方、勢力を伸ばすために他国に侵攻し、領土を増やすということも続けます。しかし、武力で正面からぶつかると、原爆によってお互いに壊滅的な打撃を被ることが避けられないと予測されたため、ずっと直接の戦争をせずにいました。おかげでこの両国間の競争は、冷たい戦争――いわゆる「冷戦」と呼ばれることとなったのです。
冷戦中のアメリカとソ連は、原爆を開発するときに培った科学力でロケットを作ります。ロケットは、
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
コメント
コメントを書く「なぜ勉強するのか?」いつも楽しく拝読させて頂いております。
文章中程、日本が成長が書かれている箇所で「アメリ羽化」と誤字がございましたので
お忙しい中とは存じますが、修正して頂けると幸いです。
宜しくお願い致します。
>>1
いつもありがとうございます!
修正いたします。