2018年が終わろうとしている。今年は、みなさんにとってどのような年だったろうか?

ぼくにとっては、非常に良い年だった。50歳の節目で、岩崎書店をクビになり、減量に成功し、子供が生まれた。そして、ぼく自身が追い詰められ、自分のことを省察する機会に恵まれた。すると、いろいろなことに目を見開かされ、余計なものがぽろぽろとはがれ落ちていった。おかげで年末に際し、とてもすっきりとした気持ちになれた。

ぼくは今、社会そのものに強い関心がある。社会の動向、未来の行方に興味がある。
それは昔からだったが、最近になってより鋭敏になった。最近は、何を見てもいちいち社会への理解が深まるので、その意味では勉強になり、生きていて楽しい。

そういう中で、ジョージアに強い関心を抱くようになった。なぜなら、ジョージアは今のグローバル資本主義社会における最も貧しい国の一つであり、そこから脱しようとする中で、いろいろ矛盾を