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こういうことは普通はネットでは書けないが、今回はあえて書いてみたい。それは先日の台風に関してである。
多くの人が当たり前のように「人命が最優先」だと言っている。だから防災を怠ったり救助が遅れたりすると「天災ではなく人災だ」と言って担当者を糾弾する。
それはそれで一時心を癒やす効果はあるかもしれないが、しかし基本的にはそういうことをすべきではない。なぜなら、その糾弾の前提となっている考え方が、そもそも間違っているからだ。
どこが間違っているかというと、「人命が最優先」というところだ。実は、「人命」は最優先ではない。世の中には、それよりもだいじなものがある。
それは「人類の存続」だ。人の命というものは、そもそも死を前提に設計されている。そのため社会も、それを前提に形成されている。
これは、人類が誕生して以来不変の法則だ。この先「永遠の命」というものが実現する可能性もあるらしいが、ここではとりあ
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fladdictさんの視点に話ように、視点によっては善悪がコロコロ変わってしまい、広い視点での意見は淘汰されているのが問題だと思いました。
https://twitter.com/fladdict/status/1184235490356023297
岩崎夏海(著者)
>>1
近視眼的な人が増えた印象ですね。特に「コミュニティ」視点の人が。