ハックルベリーに会いに行く
暴動を避難してはならないという新しい考え方(1,610字)
アメリカで、ジョージ・フロイドさんが殺されたことをきっかけにレイシズムに対する抗議運動が盛り上がった。平行して暴動が起こったけれども、それに起因して暴動を理解・擁護しつつ、新しい抗議を模索するという動きが起こった。
それは、今までの社会にはなかった動きだ。今までの社会は、暴動が起こったら「暴動を起こすやつが悪い」となって、抗議は実らないまま収束することがほとんどだった。「殴ったらおしまいだよね」と社会から非難され、それで抗議する人たちの意気も消沈してしまっていた。
しかし今は、そういう暴動は抗議を収束させたい人たちが、かなり裏で糸を引いているという認識が強まっている。思えばそれはここ数百年(もっと古いかもしれない)有効だった「抗議収束方法」だ。いわゆる「陰謀」だ。
陰謀によって民衆に暴力を起こさせ、それに対抗するという名目で権力側の暴力を正当化させるという手法がある。まず権力が傷を負ってか
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