ハックルベリーに会いに行く
なぜぼくは左翼の人にイライラするのか?(1,976字)
これはYouTubeでも話したのだが、ある左翼の人が、安倍首相の辞任を嘆いたユーミンに対し「死ねばいいのに」という趣旨の投稿をFacebookにして炎上した。
このある左翼の人は、父親が早大の学長でありながら、自分は京都精華大の常勤講師である。つまり、格下の大学に所属しているだけではなく、そこで教授はおろか准教授にさえなれていない。父親の足下にも及ばないような地位に甘んじているのである。
その意味で、とても苦しい立場にいる。その苦しさは、我々の想像を絶しているだろう。この人は、いうなれば現代の没落貴族だ。おそらく、大学教授を一種の特権的な立場と考えているから、自分もそこを目指したのだ。自分も当然そこに所属すべきと考えていた。
ところが、運命の綾でそれを果たせずにいるから、悶々としている。しかし、自分ではそうした階級意識を持っていると自覚できず、むしろ「反差別的な人間」と自認しているから、教
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