最近、『ブループリント』という本を読んだ。


この本の中に、まさに「『友達』とは何か」ということが、二章くらい割かれて書かれていた。
主に、「友だちの人類史」について書かれている。その中で、人類にとって友だちがいかに重要な存在だったか、また同時に一つの厄災でもあるということが述べられていた。

人類は、友だちを必要とした。しかしそれは、同時に禍となった。何ごともそうだが、いい面と悪い面とがある。友だちも、そのバランスの上に成り立っている。
そういうことが、さまざまな事実を例に引きながら詳しく述べられていた。ぜひとも読んでみてほしい。

『ブループリント』によると、「友だちを欲する」という人間の行動は、あらゆる時代のあらゆる民族に見られるらしい。その意味で、それはDNAのレベルですり込まれているのだ(この本では、そういう人間