• このエントリーをはてなブックマークに追加
生きるとは何か?:その6(1,646字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

生きるとは何か?:その6(1,646字)

2021-10-19 06:00
    無意識の面白いところは、単に「考えない」ということで実現できるだけではなく、考えた抜いた先にも、その世界が広がっているということだ。

    そして人は、一旦考え始めると、二度と「単に考えない」という状態には戻れない。だから、考え抜くしかない。そうしないと、再び「考えない」の世界には戻れない。

    例えば、人間は誰でも考えなくても走れる。しかし考えないで走ると、それなりに限界が訪れる。ある程度のところでスピードが止まる。

    そこで人は、「もっと速く走ろう」と考えるようになる。すると面白いことに、最初は考えなかったときよりも遅くなってしまう。あの無意識で走っていたときの感覚が蘇らない。そうして、無意識の素晴らしさにあらためて気づく。

    ところが、そこからさらに考え抜く。そうすると、いつしか再び「考えない」の境地に到達できる。そして、以前の「単に考えていなかった頃」よりも速く走れるようになるのだ。

    そういう世
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。