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少し考えさせられる記事があったので、今回も連載をお休みして、このことについて書いてみたい。
内容はというと、若い女性がミステリー大賞を受賞し、小説家としてデビューしたら、一般の心ないおじさんからいろいろと無意識にハラスメントをされた、というものである。
この記事を読んで、いろいろとモヤモヤした。
なぜモヤモヤしたのか?
まず、この新川さんが、「若い美人の女性」という属性を実は売りにしていながら、それを「売りにしていない」という振りをしていることにだ。そういう矛盾が見え隠れしていることに、モヤモヤさせられた。
新川さんは、「若い美人の女性」という属性が売りになることは、重々自覚している。それでいながら、あくまでも「売りにしていない」と主張する。それどころか、「若い美人の女性を売りにしている、という考え方や、そういうのが当たり前のように存在する社
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