ハックルベリーに会いに行く
生きるとは何か?:その9(1,805字)
近年になって、生きるというのは「状態」であるということが明らかになりつつある。生命の存在はほとんど物理学的に証明できる。そして心も、また物理的な存在なのだ。
エネルギーがあって、それによって状態が変化する。その状態の変化が、いろいろな経緯はあるけれども、最終的に心を生む。だから、エネルギーがなくなれば心もなくなるし、最終的には時間もなくなる。何もなくなる無の世界がというものが、この宇宙には存在するのだ。
しかし、今の我々が住む世界には、エネルギーが存在する。従って、状態が動き、時間も存在する。この「状態が動いている」という現象の中で、人間が生まれ、その中に心が宿り、最終的には意識というものが生み出された。これらは、全て物理的な運動なのだ。
そして、面白いことにそうした見立て(概念)は、仏教や孔子の思想、あるいはアリストテレスの哲学とも反しない。それどころか、理論物理学を極める際に、学者がそ
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コメント
コメントを書く能力に応じた扱いを受けるのを皆んなが受け入れていくということかな