ハックルベリーに会いに行く
トヨタ生産方式的に人生のボトルネックを見つける(1,921字)
トヨタ生産方式のことを書いていたら、たまたまトヨタがEVの新ラインアップを発表して話題になっていた。
これでトヨタはEV戦争の参戦になんとか間に合った格好となったが、よくイノベーションのジレンマを克服できたと思う。今頃、社内には仕事がなくなる人の阿鼻叫喚が渦巻いているだろう。
ただ、実行できたのはテスラのおかげといえよう。2020年にテスラの株が爆上がりし、トヨタは時価総額で追い抜かれた。これが皮肉にもEV化への追い風となった。社内のEVに反対する勢力の声を弱めることができ、EVシフトを加速できた。
そもそも、トヨタように企業を民主的、合議的に経営するとなかなか上手くいかない。それは、無用となる技術に専任している大量の社員と折り合いをつけられないからだ。
このことは、ドラッカーも明言している。「良いマネジメントは必ずしも民主的
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