ハックルベリーに会いに行く
トヨタ生産方式について考える:その9(2,202字)
この世界の多くが「お為ごかし」でできている。なぜなら、多くの人が「暇」だからだ。
多くの人は、本当に役に立つ仕事をしていない。そもそもできない、ということもある。おかげで、膨大な暇を持て余している。
その暇を埋めるために、社会では数多くの余計な仕事やもめ事が捏造されている。そういう状況が、有史以来ずっと続いているのだ。
現代では、そんな「お為ごかし」の代表的な存在が学校だ。学校は、もはや「子供たちを教育する」という当初の目的を完全に見失い、ほとんどが「教育にかかわる無数の大人たちの暇を潰す」というお為ごかしのために存在している。だから、意味がない。ナンセンスの極みである。
トヨタ生産方式は、このナンセンスを徹底的に排除するというところにコンセプトがある。つまり、大人たちに暇潰しをさせない。役に立つ仕事だけを徹底的にさせる。そのためにどうすればいいかを考え、実践するのがトヨタ生産方式なのだ。
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