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地球は、プレートに覆われている。プレートとは、巨大な岩板のようなものだ。地球を取り巻く、ちょっと厚手の「皮」のことである。
その皮の上端が、主に陸地になっている。そして、皮と皮との間の割れ目が海だ。
といっても、割れ目の方が大きい。割れ目である海は70パーセントだから、陸地は30パーセントにすぎない。
ただ、海の下にもプレートはある。だから、プレートの中でも特に出っ張ったところが陸地となる。
そしてこのプレート、昔は一つだった。文字通り大きな「一枚岩」だった。
それが分割し、徐々に離れていった。それに伴って、陸地すなわち大陸も移動していった。これがいわゆる「大陸移動説」となった。
この考え方は、気象学者のアルフレート・ヴェーゲナーが1912年に提唱した。最初は俗説と受け流されたが、やがてそれを裏付ける証拠が次々と発見され、今ではほぼ間違いないと考えられている。
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