• このエントリーをはてなブックマークに追加
庭について:その17(1,797字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

庭について:その17(1,797字)

2023-02-10 06:00
    チジック・ハウスは、もともと1610年頃に他の貴族が建てた邸宅であった。それが、1682年に3代目バーリントン伯爵の祖父であるチャールズ・ボイルによって購入された。

    その後はバーリントン家の別邸として使われていたが、1722年頃から、バーリントン・ハウスの改修を一段落した3代目バーリントン伯爵によって改修が始まった。

    この頃の3代目は、ルネサンス様式であるパラーディオ建築に最も大きな影響を受けていたものの、チジック・ハウスでは必ずしもそれだけを指向したわけではなかった。それよりもっと遡って、古代ローマ風、あるいはそのさらに祖先である古代ギリシア風を目指した。

    ここがややこしいのだが、そもそも「ルネサンス」は「古代ローマを再生する」という意味である。そしてルネサンス運動の一つであるパラーディオ建築は、当然古代ローマ建築の再生を目指していた。

    3代目はこの取り組みを自分でしてみようと思ったのだ
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。