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人間社会(人類の生態)は70年代を境に大きく変化した。正確には1980年頃が境なのだが、そこへの助走期間が70年代にあったのだ。
どういう変化かというと、人間の「意識」が「無意識」より優勢になるのだ。それまでは無意識の方が優勢だったから、そこが逆転したのである。
「メディテーション」や「アート」との関係でいうと、70年代までは過半数がメディテーションやアートを必要としなかったが、80年代からは必要とする人が過半数になった。そして、そうした社会要請の萌芽のようなものが、70年代に現れるのである。
70年代から、意識的に生きる人が各段に増えた。なぜかというと、意識的に生きて知能を使うと、経済活動において有利になり、生存確率が上がったからだ。無意識的に生きていたのでは、安い給料に甘んじるようになった。それよりも頭を使った方が、高い給料をもらえるようになったのだ。
これは人類史にとって大きな転換で
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