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アートとはつまるところ、「困難な状況を緩和するためのメソッドの提示」ということになるだろう。「ものの見方の新しいコンセプトを提案する」。それが多くの人にハマれば、偉大な芸術になるというわけだ。
そのため、前提としてまず「困難な状況」を必要とする。「必要とする」というのもおかしな話だが、平和なところからはアートは生まれない。そもそも求められていないからだ。
そう考えると、今――2020年代にアートが求められているのだとしたら、それは「平和ではない」からだ。現代は「非平和」である。
では、どう非平和なのか?
ここからは、そのことを考えていきたい。
まず最大の非平和は、「男女の性欲が満たされていないこと」だろう。これは日本で特にそうだが、海外でも次第に顕著になりつつある。セックスをする男女が減って、少子化がどんどん促進している。
なぜセックスをする男女が減ったかというと、一番は「心理的な危険性が
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