病気というのは体力・気力の見積もりが甘いときにかかるのではないか。「これくらいなら大丈夫だ」と甘く見積もって予定を入れすぎると、体力か気力かが尽きて病気にかかる。風邪などもそうだが、癌などもそうだと思う。違う言い方をすると「無理がたたる」ということなのだが、本人が「無理が利く」と思っているところがやっかいなのだ。

体力・気力の見積もりが甘いからこそ招く惨事という意味で、病気は遭難に似ている。だから、我々はもっと遭難について学ぶべきだと思う。実際、遭難というのはものすごく人の胸を打つ。遭難に興味がない人はいない。それは、誰もが遭難は他人事ではないから、他山の石とするために関心があるのだ。

ということで、今日は遭難の動画を紹介したい。単なる遭難の記録なのだが、ついつい最後まで見てしまう。