閉じる
閉じる
×
[質問]
ハックルさんがときどき言及される「自分はいない」という感覚について、もう少し詳しく説明してください。
[回答]
「自分はいない」というのは、「精神的な自分」「内面の自分」「魂」というものは存在しない――ということです。それは架空の物語です。お金のようなものです。
お金は、それ自体に価値はありません。しかし社会のルールの中で、食べ物や道具など、価値のあるものと交換できるという仕組みになっています。そういう架空の物語を構築しているのです。これを「共同幻想」といいます。
「自分」も同じで、脳の中で自分がいるということにしているだけなのです。そういう幻想です。
なぜそういう幻想を持つかというと、都合がいいからです。どう都合がいいかというと、記憶するのに都合がいいのです。
例えば自分が相手に肉をあげるということをしたとき、自分や相手の境界があいまいだと、その行動は非常に覚えにくい。しかし自
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
チャンネルに入会して、購読者になれば入会月以降の記事が読めます。
入会者特典:当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。
ハックルベリーに会いに行く
更新頻度:
月-金の毎日
最終更新日:2024-10-23 06:00
チャンネル月額:
¥880
(税込)
ニコニコポイントで購入
当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。
-
次の記事これより新しい記事はありません。
-
前の記事2024-10-22 06:00:00本質的に生きる方法:その4(1,850字)