• このエントリーをはてなブックマークに追加
「ラノベ出版計画」の新しい取り組みについて(2,316字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

「ラノベ出版計画」の新しい取り組みについて(2,316字)

2013-09-03 06:00
  • 4
現在、新作のラノベを書こうとしている。「書こう」と言うより、「作ろう」と言った方が正確かもしれない。いや、もっといえば「ラノベ」というのも正確ではない。とにかく、新しいコンテンツを作ろうとしているのである。

「新しいコンテンツ」とは、「台獣物語」というタイトルのSFファンタジーである。ストーリーは、もちろんノベル形式でも書くつもりだが、絵も、初めからそこに付帯させようと思っている。それも、「挿画」というレベルのものではなくて、背景からキャラクターまでしっかりと作り込まれた、ハイクオリティなものを作る予定だ。

そこでぼくは、新しいノベルの作り方にも挑戦しようと計画している。それは、絵やイメージを先に作り、そこからのフェードバックを得て、ストーリーを練り上げていくという方法だ。
ストーリーは、大まかな流れや設定は決まっているけれど、ディテールは、絵をしこしこと制作しながら決めていく。あるいは、絵を基にしてストーリーが展開する。例えていうなら、アニメのノベライゼーションを作るような形で書こうと思っているのだ。


そのために、1年間、2人の絵師さんと契約して、絵を描いてもらう予定である。
1人は、都市と、「台獣」というモンスターを描いてもらう予定だ。この絵師さんは、知人の方にお願いすることにした。

もう1人には、キャラクターを描いてもらう予定である。
この物語には、主人公の中学生の女の子をはじめ、何人ものキャラクターが登場する。彼らを、生き生きと、血の通った、魅力的なキャラクターにするためには、魅力的な絵を掛ける絵師さんの協力が必要不可欠なのだ。

この2人の絵師さんには、もちろん報酬をお支払いする。報酬というか、お給料をお支払いする予定だ。
それは、1年間で 
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く

先日『風立ちぬ』と『パシフィック・リム』を続けて観たのですが、どちらも集中していなければ知覚できないほどディティールに表現が込められていました。
『台獣物語』のディティールを描く絵師にも、その方向の能力が求められているのでしょうか。

No.1 135ヶ月前

他業種の人間ですが今後生き残っていく上ですごく重要な事がかいてある。きがする

No.2 135ヶ月前
userPhoto 岩崎夏海(著者)

>>1
ディティール力も求められますが、それと同時に無意識にアクセスしてそこにあるものを形に置き換える力――のようなものも求められているように思います。

No.3 135ヶ月前
userPhoto 岩崎夏海(著者)

>>2
ありがとうございます。
新しいものを作りには作り方を新しくする必要があるんですよね。
作り方を考えることが「クリエイティブ」ということなのだと思います。

No.4 135ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。