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今、お笑いの現場で起こっていること(2,485字)
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今、お笑いの現場で起こっていること(2,485字)

2014-02-04 06:00
  • 4
ぼくは今、ワタナベコメディスクールというお笑い養成所で講師の仕事をしている。週1回、3コマの授業を受け持ち、お笑い芸人を目指す生徒に「お笑いとは何か?」を教えている。

そこでの授業は、通常は「ネタ見せ」というものをしている。生徒にネタを演じてもらい、それを批評したり、アドバイスしたりするのである。
お笑いの世界は、これまでかなりの法則やメソッドが積み重ねられてきたため、今ではかなり論理的にその仕組みを解説することができる。

例えば、「困ったときの激怒」という法則がある。
「激怒」というものは、コンテンツ力がとても高い。人は、他人の激怒にどうしても興味を引かれてしまう。駅や街角で激怒したり、喧嘩をしていたりする人を見ると、つい立ち止まって見てしまう。
映画やドラマなどでは、街で喧嘩をしているチンピラが、野次馬に向かって「見世物じゃねぞ!」と怒鳴ったりするが、喧嘩以上にコンテンツ力の高い「見世物」は、こ
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お笑い芸人も、頭良くないと、いずれ派手に躓きますからねぇ。
ラジオ番組レギュラーで持っても、ハガキをまともに読めない方とか、ピーク長くないなぁと感じちゃいますねぇ

No.1 124ヶ月前

以前,実家に暮らしていたときに母親とお笑い番組を見ていました.
テレビ番組を持っている(?)芸人の方達の喋りを見て,
「この人達は頭の回転が速いなぁ.頭が良くないと芸人も上には行けないんだねぇ」
というような話をしていました.
ハックルさんのお話とはずれているかもしれませんが,納得できるお話でした.

No.2 124ヶ月前
userPhoto 岩崎夏海(著者)

>>1
今は破天荒な人が生きづらい時代ですね。

No.3 124ヶ月前
userPhoto 岩崎夏海(著者)

>>2
頭が良いというのは、個性を消すことにつながりやすいので、両立するのが本当に難しいところなのだと思います。

No.4 124ヶ月前
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