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リノベーションの魅力はいくつかある。
まずは、何よりも「楽しい」ということだ。
あの宮崎駿監督は、空間作りを「最高の道楽だ」と言った。彼は、所属するスタジオジブリや、あるいは自分のアトリエ、さらにはジブリ美術館や隣接する保育園など、全て自分の手で空間作りをしている。
宮崎監督は、旧作と新作の合間にそうした空間作りをしてきた。なぜなら、前の映画を作り終わっても、なかなかそれを忘れられないからだ。
新しい映画は、前の映画のことを忘れて、一度頭を空っぽにしなければ始められない。しかしながら、宮崎監督ほどの集中力で映画を作っていると、なかなか前の映画を忘れることができない。そのため、なかなか次の映画作りに入っていけないのだ。
ところが、空間作りを始めると、それに没頭することができる。そうして、頭を空っぽにすることができるので、前の映画を忘れられる。すると、次の映画にまっさらな気持ちで入っていける
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