ぼく自身、ここまで成長してこられたのは、これまでの人生の中でさまざまな負荷がかかってきたからだ。そうした負荷がなかったなら、ぼくは今でも赤ん坊のままだったろう。
赤ん坊のままなど、まっぴらごめんである。ぼくは大人になりたいし、成長したい。そこについては、なぜか子供の頃からどん欲で、疑いを抱いたことは一度もない。
そんなぼくの最近の課題は、「いかにして自分に負荷をかけていくか?」ということだ。
なぜかというと、大人になると周囲からは負荷をかけてもらえなくなる傾向にあるからだ。また、自分自身の負荷を軽減するような処世というのもいろいろと身についてくる。そのため、負荷から逃れようと思えば、ある程度逃れることができるのだ。
しかしそうなると、肝心の能力が磨かれない。だから、負荷に対しては「自らかかりにいく」くらいのことをしなければならないのである。
そのためいろいろ