結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2020年12月8日 Vol.454
目次
- 愛用のアウトライナーDynalistをProにアップグレード
- 「人を大事にする」とはどういうことか
- 生徒からの質問を馬鹿にしない - 教えるときの心がけ
はじめに
結城浩です。
いつもご愛読ありがとうございます。
ずいぶん寒い季節になりました。
2020年も、あと少しで終わりです……
21世紀も、あと80年ほどで終わりです……
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新刊の話。
新刊『数学ガールの秘密ノート/確率の冒険』は好評発売中です!
アマゾンでは引き続きいろんなカテゴリでランキング一位となっていました。応援ありがとうございます!
◆『数学ガールの秘密ノート/確率の冒険』(アマゾン)
https://amzn.to/3qyZydC
「読了しました」というツイートや、感想のブログ記事なども見かけるようになりました。感謝です。
◆kamimuraさんのブログ
https://bit.ly/3lOaNv5
◆マキバオーさんのnote
https://bit.ly/3lTQnkm
これからも引き続き、応援よろしくお願いします!
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「次の本」の話。
『数学ガールの秘密ノート/確率の冒険』が出たばかりですけれど、「次の本」の執筆も大詰めを迎えています。
「次の本」は「数学ガールの秘密ノート」シリーズではなく、ぜんぜん別系統の本になります。
おそらく今月の中頃には書店で予約できる状態になると思いますので、そのときにまた詳しくアナウンスしますね。
「次の本」が書店さんに並ぶのは2021年2月ころになるでしょう。
どうぞお楽しみに!
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「次の次の本」とレビューア追加募集の話。
「次の次の本」は「数学ガールの秘密ノート」シリーズ第15作目(NOTE15)に相当する本になります。
こちらも着々と準備を進めていますよ!
ところで、NOTE15の執筆にあたり、レビューアさんの追加募集を行っています。
レビューアさんとは、執筆した原稿を出版前に読んで、結城にフィードバックしてくださる方のことです。
関心がある方は、以下のページをお読みの上、ぜひご応募ください。
応募〆切は2020年12月20日ですが、お早めにどうぞ。
◆レビューア募集『数学ガールの秘密ノート』第15冊目
https://math.hyuki.net/20201206201017/
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「結城浩のサブスタック」の話。
「私がふだん考えていることを、あなたにメールで送ります」という無料企画「結城浩のサブスタック」を始めてから、早いもので三ヶ月が過ぎました。試行錯誤していたフォーマットも落ち着いてきたようです。
ありがたいことにずいぶん多数の方にご登録いただき、またときどきお返事もいただけるようになりました。感謝です。
何ということもない内容のメールですけれど、私は楽しみつつ書いています。頻度はだいぶ落ちてきましたが、頻繁に送るのが目的でもないし、定期的に送るのが目的でもないので、のんびりと行きたいと思っています。
◆結城浩のサブスタック
https://hyuki.substack.com/
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「結城浩ミニ文庫」の話。
先週末に送った「結城浩のサブスタック」にも「本を並べるわくわく」として書いた話ですが、最近のマイブームは「結城浩ミニ文庫」です。
◆本を並べるわくわく(結城浩のサブスタック)
https://hyuki.substack.com/p/20201205
「結城浩ミニ文庫」というのは、結城が個人的に作った電子書籍を販売する企画で、2014年から継続しています。
先日は、改めて mini.hyuki.net というドメインに本を並べたギャラリーを作ってみました。
◆結城浩ミニ文庫 - mini.hyuki.net
https://mini.hyuki.net/
表紙を文庫本っぽいデザインにしてありますので、並べた本を眺めていると何だか楽しくなってきます。
この「結城浩ミニ文庫」も引き続き新たなラインナップを増やしていきたいと思っています。
出版社から出版される本はもちろん大事ですけれど、この「結城浩ミニ文庫」のような場を使って、おもしろい読み物を書いていきたいな。
「結城浩のサブスタック」で送ったメールも、一ヶ月ごとにここに収めています。先日も、2020年11月号を出しましたよ。
◆結城浩のサブスタック2020年11月号(結城浩ミニ文庫)
https://mm.hyuki.net/n/nf3ab1a65224c?magazine_key=m2e7fe2241e08
PDFやepubに「まとめる」ってすごく楽しいんですよね……
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目覚まし時計の話。
12月9日はCOBOLの開発者であるグレース・ホッパーさんの誕生日です(1906年)。
彼女が7歳の時のエピソードが素敵です。
(引用)
… she took her alarm clock to pieces to find out how it worked. Unable to reassemble it, she took to pieces the other seven clocks she found in the house before her mother discovered what was happening.
http://mathshistory.st-andrews.ac.uk/Biographies/Hopper.html
(… 彼女は目覚まし時計がどんな風に動いているのかを調べようとバラバラにした。でもそれを元に戻すことが出来ず、お母さんが気付くまでの間に、家にあった7個の時計をさらに分解してしまった。)
(引用終わり。訳は結城)
そういえば「数学ガール」の登場人物にも、似たようなエピソードを持つ女性がいたのを思い出しました。
私も、同じように分解して、青い目覚まし時計を壊したことがあります(7個までは壊しませんでした。たぶん2個止まり)。
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それでは、今回の結城メルマガを始めましょう。
どうぞごゆっくりお読みくださいね。
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