第31回全日本選抜競輪(GI)三日目準決勝レポート

第31回全日本選抜競輪(GI)決勝メンバー出揃う！

2016年の初GI 優勝は誰になるのでしょうか？

車券的中を外して考えれば、優勝してほしい選手が決勝に進出したので、是非優勝してほしいなと思いますが、車券を考えると途端にうーむと考えてしまいます。

まあそんなものでしょう！

ちなみに決勝の予想は、脇本の先行で、捲る新田。中団から近藤が捲って出るけど出切れるか？というレースになるのではないかと思っています。

こういう時のワッキーは思いっ切りが良いから、稲垣の優勝から考えたいですね。

強いし！

これが崩れるなら、新田となりますが、近畿と猛烈なもがき合いとなるのであれば、それこそ、近藤もしくは岩津の優勝もありそうです。

さてどうなるのでしょうね！

皆さんの予想を車券に反映させてください！

バンク内でのお話。

バンク内でレースの写真を撮っていると、漂ってくるのが豚骨ラーメンの匂い。

お腹がすいていると強烈に感じて、空腹に拍車がかかります。

第31回全日本選抜競輪(GI)決勝メンバー

1新田祐大－9渡邉一成－3佐藤慎太郎－5菊地圭尚

7脇本雄太－2稲垣裕之－8村上博幸

4岩津裕介(単騎)

6近藤隆司(単騎)

ダッグアウトから

■10レース

●稲垣を交わして村上博幸が1着

「車番的に前を取るのは難しいなって思ったので、1回前に出てって、あとは稲垣さんに任せていました。打鐘で接触して、脚を使っちゃいましたね。圭尚も武田（豊樹）さんもレース上手いですし、思った通りのレースにならないですからね。調子はいいですね」

●竹内を突っ張って2着の稲垣裕之

「取れた位置からレースをしようと思っていました。昨日、竹内君の強さを実感したので、それを活かして今日は走りました。打鐘前で、橋本君と接触して、スピードが落ちました。村上君とワンツー決まってよかったです」

●3着に入った菊地圭尚

「理想の展開になってくれて、嬉しかったですね」

●行き切れなかった竹内雄作（9着）

「単純に、力不足ですね。ワンチャンスに行けなかったのがダメですね。レース勘をもっと鍛えないといけないですね」

■11レース

●単騎でカマしていった近藤隆司が1着

「すごく嬉しいです!!　決勝に乗れて、またやる気が出ますね！　こんな機会は滅多にないので、決勝戦も頑張りたいと思います。新田君とは同期、同部屋、同誕生日なんで、差はありますけど、負けないように頑張りたいと思います。あの位置から行って1着は自信になりましたね」

なんでかバッキンバキンの肉体を披露してくれた近藤選手。見せちゃえ、見せちゃえと指令を出したのは千葉勢（こっそり奥でのぞく石井秀治選手が写っていますよ）。

●捲り追い込んだ脇本雄太が2着

「競りだったけどラインで決めたかったし、主導権も取れなかったので、反省点が多いレースでした…」

●新田祐大が3着

「近藤さんの動きを見えてなかったです。ゴール前でトップスピードに乗せられなくて、結果、山崎さんと決められなかったのが残念でした」

●4着に山崎芳仁

「シビアにいったら、3着だったかもしれないけど、ラインですから。村上（義弘）さんに押し込まれた時点で、前に踏まないといけなかったですね」

●捲り切れずの原田研太朗（9着）

「厳しかったですね。でも、自分でレースを動かしたし、何にも出来ないよりはよかったと思うけど…。新田さんまで切ってくるとは思わなかったです」

■12レース

●渡邉を差して1着の佐藤慎太郎

「一成が頑張ってくれました。最後は、中割ってくる選手が多いので、そこは気をつけていました」

●先行した渡邉一成が2着に粘った

「山崎さんに『今日はバンク軽い』って聞いたので、積極的に行こうと思っていました。自分以外が皆、動いたので、そこで脚をためられたと思います。慎太郎さんは仕事しっかりしてくれるし、今日は慎太郎さんとタイミングも合いました」

●3着に岩津裕介

「自分的にはイヤな流れになったんですけど、あの展開でよく3着に入れたなって自分でも思います。最後は君に押さえ込まれていて、でも、僕もあそこにコースしかなかったし、もうガムシャラに突っ込みました」

●3番手に取りにいったが、柴崎淳に行かれてしまった中川誠一郎（9着）

「一成の3番手を狙っていたので、展開はよかったんですけど、でも、（園田）匠がどかされたのが知らなくて、見たら淳がいて、あれって思ったら、淳に先に行かれました」