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というわけで、最も優勝に近づいた第10節最終半荘。

同卓者は福地、醍醐、就活生(敬称略)
この半荘終了後に下位2名の敗退が決定する。

出番のないおかもとは、ほぼ決勝確定
同じく出番のない松ヶ瀬は、ほぼ敗退確定。

順位点が 50-20-0ー70
なので、就活生の勝ち上がり条件は――

僕がラスの場合  僕と15600点以上差をつけたトップ。
醍醐がラスの場合 トップなら無条件

僕が3着の場合は、85600点以上のトップ
醍醐が3着の場合は、60100点以上のトップ

就活生が2着で僕がラスの場合、45600点以上
就活生が2着で醍醐がラスの場合、20100点以上

これをメモに書き記しておく
これが競技麻雀プレイヤーのルーティンなのだ。

ちなみに僕は敗退条件を十分理解したうえで――

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決勝進出を再優先する選択をしなかった。(牌図A)

こんな絶好(だと思っていた)テンパイで
現状トータル首位の福地がこの半荘のトップ目なのに

就活生への放銃