ポジ要素とネガ要素

麻雀の判断要素には「ポジ要素」「ネガ要素」があります。

例えばリーチを選択する際には――

ポジ要素 打点アップ、抑止効果 など
ネガ要素 手牌固定、放銃率アップ など

ポジ要素を強く見積もり過ぎても、ネガ要素を強く見積もり過ぎても、期待ポイント最大のバランスが取れた選択にはなりません。

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東1局、親の先制リーチを受けて
同巡テンパイした白鳥選手の選択シーンです。

ネガ要素  VS親リーチ 愚形待ち 一発目

リーチの判断要素を精査する時
真っ先にこの2つが思い浮かぶだろう。

まだ東1局、白鳥選手も当然
この「ネガ要素」は織り込み済みなのだが――

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白鳥選手は「ネガ要素」を承知の上でリーチを選択。

現物が1枚しかないというのが
「ポジ要素」に入るかどうかわからない。

しかし一発目であるというのは
「ネガ要素」としては小さい要因であろう。

一発なら押さないけど一発じゃなかったら押す

点数状況や残り局数が違えばあるか