九段坂奮闘記・14～17戦目

カンチャンとペンチャンの比較。
基本はペンチャンを払い、カンチャンを残します。この場合は――

仕掛ける前提の手牌です。仕掛けた後、自分が注目を浴びた時に
河に４mを置いて有利になる受けであるペン７mを残すということです。

門前進行限定の手牌では両面変化を重視して内側の牌を残しますが、仕掛けが利く手牌は河からもシャンテン数を上げることができます。

門前時よりも副露時は好形変化を重用視せず、愚形でもダイレクトに河と自ツモでテンパイやアガリの抽選を受けることに期待するということです。参照記事・切り順の妙



む、こうなると少し話は違いますかね。



注目を浴びる抽選に当選しました。仮にここで打中として
両面変化の可能性が残るカン３m待ちと、４mを切ってあるペン７m待ち

どちらが強いかといえば明らかに後者でしょう。後の好形変化よりも、自分の捨て牌によって相手から鳴きやすい、アガリやすい受けを選ぶこと。対人戦ならば重要ですよ

[ほるひす（ID：3500310）]

最後の場面で対面のリーチ宣言牌で白が出ても見逃しますか？

[木原 浩一（著者）]

いつもありがとうございます。

ラス目があの切り出しで白がリーチ宣言牌だと怖くてアガリそうですね。天鳳以外なら見逃します！

[nisouboke（ID：7387429）]

三戦目の質問です。

東1-2で、メンホンテンパイで追いかけリーチをかけない理由は何でしょうか？
東2で白ポンは状況的に見合わない選択ということでしょうか？

[木原 浩一（著者）]

いつもありがとうございます。

点数状況的に打点十分と判断しました。だとすると６s引きや５s引きで、完全安全牌やより安全度の高い牌と入れ変えられないのは損かと思います。赤５s引きや６s引きなら、この局で終了できる抽選も受けられそうなのでリーチします。

東２局はこの点差ならどちらでもいいかと思います。東３局以降は大量リードに油断して、いい加減に打ってしまったことを反省しています。