現在我々が住む世界と異なる歴史を歩んだ1986年のビクトリア朝ロンドンを舞台にしたアクションゲーム『The Order:1886』。今回は心のなかの中学生を刺激する本作の熱いストーリーと共に、遂に解禁されたゲーム中に登場する素敵な武器の数々をご紹介します。
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7世紀ごろに半人半獣の「ハーフブリード」が突如登場し、それら怪物と戦うため騎士団が組織されたことで異なる歴史を歩み、さらに産業革命によって科学技術が著しく発展した19世紀のロンドンが舞台。どうやら科学の発展によって巨大な飛行船や電車も登場している模様です。
今作は騎士団が産業革命によってもたらされた新兵器で、怪物との戦いに優位に立ったと思われた矢先、階級格差の是正を訴える市民による反乱が起こり、さらに新たな敵との戦いを迫られるというストーリー。プレイヤーはガラハッド卿となり人類の命運を左右する戦いに身を投じます。
そのガラハッドという名前は『アーサー王物語』のガラハッド卿を思い出しますが、海外サイトで取り上げられていた噂によると、この世界の人々は『アーサー王物語』に希望を見出しているため、騎士団員は一定のランクに達すると「円卓の騎士」の名前を受け継ぐという設定らしい。熱い!
騎士団員(左から、ラファイエット侯爵、ガラハッド卿、パーシヴァル卿、レディ・イグレイン)
というわけで、主人公以外の騎士団員もパーシヴァル卿(本名はマロリーで、噂によると『アーサー王の死』で知られるトマス・マロリーの子孫らしい。熱い)やレディー・イグレイン(アーサー王の母と同名)となっています。
また、見習い騎士団員としてラファイエット侯爵というフランス人の男が登場するのですが、彼はアメリカ独立革命とフランス革命の両方で活躍した英雄であるラファイエット侯爵と同一人物の模様。歴史改変ものの醍醐味である実在の人物との絡みもしっかりあるようで、非常に楽しみ。
そして、そんな魅力的な世界観を彩る武器の情報も解禁。産業革命期の雰囲気を残しながらもぶっ飛んだデザインの武器が数々登場。アークガンは電流を撃ちだすというSF銃で、コンボガンは通常のライフルに衝撃波を発生させる装置を取り付けた2種類の攻撃が可能な武器です。衝撃波で転ばせてから撃つのが攻撃のセオリーなのかな?
サーマイトライフルは圧縮したアルミニウムと酸化鉄の混合物を敵へ射出し、そこにサブ射撃で高熱の着火剤を撃ち込むことで敵を炎上させるという機関銃であり、火炎放射器でもあるという変わった武器。色んな意味で熱い。
そして、フラググレネードは一見普通ですが、壁や床へと刺し込むことでトラップとしても使用できるというスグレモノ。これ、ブレードの部分で格闘できそうですよね......騎士団奥義グレネード・パンチが炸裂する!?(あくまで妄想です)
とにかく騎士団とかアーサー王などのワードが炸裂するストーリーと、『ヴァン・ヘルシング』や『ヘンゼル&グレーテル』を彷彿とさせるトンデモ武器が登場する『The Order:1886』はPlaystation 4向けに発売予定。
©Sony Computer Entertainment America LLC. Created and developed by Ready At Dawn Studios LLC.
(傭兵ペンギン)
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