あたらしい言葉を知るのはいくつになっても新鮮な喜びに満ちている。またそれは書物で出逢うよりも、たとえば見上げた空や雲の表情などに、今まで知っていたものより適確な言葉を探したときに出逢う方が嬉しいし、深く心に刻まれる。