草の根広告社 「プラスティックの海」 2021/04/05(月) 07:00 タグを編集 海辺暮らしの手帖 登録単語を空白で区切ると一度に複数のタグを登録できます。・タグを編集するにはログインしてください。・同じタグは複数追加できません。・最大文字数を超えているため追加できません(全角20文字半角40文字まで)。・タグの登録数が上限に達しているため追加できません(最大10まで)。・タグのロックは1記事あたり最大5つまでです。・ロックされているタグは削除出来ません。・不正な操作です。・タグの追加に失敗しました。お手数をおかけしますがしばらくしてから再度お試し下さい。 子どもの頃に受けた映画『猿の惑星』のラストシーンの衝撃は今も僕の胸にはっきりとした傷跡を残している。 宇宙の果てを目指す航海で不時着した未知なる惑星。船長のテイラーがそこで見たのは原始生活を送る人間が武器を手にした猿に支配される姿だった。なぜそんな非人道的なことをするのかと問う彼に対して「人間は災いをもたらすからだ」と言葉少なに目を背ける猿。その言葉の意味を彼は海岸の遺跡で知る。核戦争の果てに破滅した人間の文明。有名な朽ち果てた自由の女神像である。彼はようやく気づいたのだ。「ここは地球だったんだ!」「人間はなんて取り返しのつかないことをしでかしてしまったんだ!」 同胞の愚かさと罪に血のような涙を流す彼は、何ら疑いを抱いていなかった人間社会の愚かさに初めて気づかされた僕自身だった。 この記事の続きを読む ポイントで購入して読む ※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら ログインしてください ログイン 購入に関するご注意 ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。 ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。 記事一覧に戻る ポスト シェア 違反報告 2021/04/02(金) 07:00 「わからなかったことがわかるようになるということ」 2021/04/07(水) 07:00 「自由を渇望すること」 新着記事 「全部あと回し」 9時間前 「手編みの靴下」 3日前 「愛着」 5日前 「道草」 1週間前 「真名瀬の残照」 2週間前 記事一覧 草の根広告社 フォロー 『草の根広告社』は、放送作家を生業とする僕が、2004年からとある番組サイトで日々の想いを徒然なるままに綴って来た「人生日誌」です。大都市東京の通勤圏にある海辺の小さな町「秋谷」で暮らしている現在は、本業の傍ら、浜でビーチグラスを拾い、畑を耕し、海沿いを走りながらの日々の思索と 「海辺暮らしのミニマリズム」について書いていこうと思います。ともに掲載する「海と空の写真」が読んで下さる方の深呼吸になればと願っています。 メール配信:あり更新頻度:週3回(月水金)※メール配信はチャンネルの月額会員限定です 小原信治 1969年生まれ。神奈川県出身。1989年より放送作家及び脚本家として活動中。2008年からは青葉薫として全国の農家を訪ね歩くフィールドワークも開始。その経験を書籍「種蒔く旅人」や同名タイトルの映画原案などにも。2010年には三浦半島にある海辺の小さな町「秋谷」に移住。東京・大阪などでの本業の傍ら、里山で自らの畑を耕しながら執筆活動を続けている。株式会社オフィスクレッシェンド取締役 お問い合わせは⇒http://www.crescendo.co.jp コメントを書く コメントをするにはログインして下さい。 以下のコメントに対して返信します コメントする