▼第309号(2020.2.29)
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虚構新聞社発行
虚構新聞友の会会報
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目次
1.ごあいさつ
2.流言蜚語~都心を歩く(後編)~
3.次回予告
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1.ごあいさつ
友の会のみなさん、こんにちは。虚構新聞のUKです。週末いかがお過ごしですか。先日配信したばかりですが、続けて今月最後の会報をお届けします。家庭の事情やら体調の問題やらでなかなか上手く事が運ばない2月でしたが、今年に限って29日まであるのが唯一の救いで、何とか落とすことなく3回発行できました。
いやまあそれにしても、安倍首相が突然言い出した「全国小中高校の休校要請」には驚かされました。こちら滋賀では来月10日の公立高校受験を目前に控え、いよいよ本当のラストスパートというタイミングで受験生たちは学校に行けなくなったわけで、指導してきた教師ともども、突如訪れた非日常に動揺しているに違いありません。
今は子ども同士がLINEでつながっているとは言え、それでも受験と卒業を間近に控えた中学生にとって、学校生活を締めくくる重要な1か月を何の予告もなく、いきなりシャットダウンされるのは本当にかわいそうです。教育委員会によると、卒業式は規模を縮小して行うようですが、それでも自分たちだけ「普通の卒業式」を経験できなかったと、後年苦い思い出になってしまうのではないでしょうか。最後の学校生活を意図せず奪われてしまった学生たちの心中は察するに余りあります。
さて、今回は前回に引き続き「都心を歩く」の後編をお届けします。前回は東京中心部の密集具合に驚いた話を書きましたが、今回はそこから感じた不安について。まさかこれを書いている最中に一斉休校が宣言されるとは予想外でしたが、かえって社主が言わんとしたことが鮮明になったのではないかと思います。
UK@虚構新聞社