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マクガイヤーチャンネル 第155号 2018/1/24
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おはようございます、マクガイヤーです。

前回の放送「最近のマクガイヤー 2018年1月号」は如何だったでしょうか?

90年代にティーンエイジャーだったおっさんとしては、小室哲也の引退に思うところありまくりでした。介護や病気が原因で「疲れてしまった」小室哲也の姿には、将来の自分や同世代の姿が重なりました。




マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。


○2月3日(土)20時~

「外来生物vsニッポン」

2017年はヒアリ、『池の水ぜんぶ抜く』『鉄腕DASH』の「グリル厄介」と、外来生物の話題が盛り上がった一年でした。

そこで、様々な外来生物について紹介すると共に、そもそも外来生物とは何なのか? 外来生物が浸入し、定着することの何が問題なのか? 生物多様性とは何なのか? 遺伝子プールとはどんな概念なのか? ……等々について、解説する放送をお送りします。

「人間もまた自然の一部」という名言を念頭において視聴して頂ければ幸いです。




○2月24日(土)19時~

「山田玲司とDr.マクガイヤーのマイナー生物大バトル:エロい生物編」in阿佐ヶ谷ロフト

一昨年、漫画家の山田玲司先生と行った「マイナー生物大バトル」がイベントになって帰ってきました!

http://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/81516

しかも今回のバトルは「エロい生物」縛り。

形がエロい、手触りがエロい、生殖方法がエロい……その他に、果たしてどんな話が飛び出すのか!?

ちなみに過去に行った「マイナー生物大バトル」の模様は↓

チケットは↓で購入できます!

http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002249518P0050001P006001P0030001



○Facebookにてグループを作っています。

観覧をご希望の際はこちらに参加をお願いします。

https://www.facebook.com/groups/1719467311709301

(Facebookでの活動履歴が少ない場合は参加を認証しない場合があります)



○コミケで頒布した『大長編ドラえもん』解説本ですが、↓で通販しております。ご利用下さい。

https://yamadareiji.thebase.in/items/9429081





さて、今回のブロマガですが、上野の森美術館で開催されている生賴範義展(http://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=227)に行ってきましたので、その模様について書かせて下さい。


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生賴範義といえば、自分が学生の頃は映画のポスターや雑誌や本の表紙でみない日は無かったイラストレーターです。あまりにも身近すぎて晩年は特段注目されなかった印象もあるのですが、再評価のきっかけとなったのは2014年から宮崎で行われた展覧会でしょう。今回、上野の森美術館で開催されたのはこの巡回展となるそうです。


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入場すると、まず目を惹かれるのが、生賴範義が表紙を描いた本が集められた塔――生賴タワーです。イラストレーターとしての仕事は原画だけではなく、タイトルやあおり文句といった様々なテキストが入ってこそ完成形となることを示すために展示されたそうです。


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そうそう、音声は『この世界の片隅に』でお馴染みの元能年玲奈ことのんさんだったのですが、わりと良かったです。写真撮影可能なスペースが多いのも、太っ腹でした。


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生賴範義といえば、自分にとって最も印象的だったのは平成ゴジラ映画のポスターなのですが、ズラリと並ぶさまは壮観です。たしかこのポスターの原画は東宝が所有していて、十数年前に岡本太郎美術館で開催されていた「ゴジラの時代展」でみたような記憶があるのですが、残念ながら今回は展示なしでした。なんでも、宮崎で行われた展覧会では数回にわたって1000を越える作品を展示したそうなのですが、今回上野で展示するのはその中から選びに選んだ250点なのだそうです。


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特に『VSキングギドラ』『VSメカゴジラ』のポスターが自分のお気に入りなのですが、


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このポスターバージョンの超合金 魂MIXが売店で売られていたのにはニヤニヤしてしまいました。これ、絶対プレミアつくよ!


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生賴範義といえばとにかく作品数が多いわけですが、『ビーストマスター』なんて誰も知らない映画の横に『ドラゴンクエスト ファンタジア・ビデオ』のポスターが展示されているのには、またニヤニヤしてしまいます。たしかこのビデオ、ガイナックスが製作していたんだよな……


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不勉強ながら原作小説版『ジュラシック・パーク』の表紙も生賴画だったことを、この展覧会で初めて知りました。この表紙、本当にインパクト抜群だったんですよ。