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マクガイヤーチャンネル 第241号 2019/10/2
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おはようございます。マクガイヤーです。

消費税が10%になりましたが、軽減税率のことがよく分かりません。とりあえずデリヘル8%、店舗型10%と覚えているのですが、店舗型でキャッシュレス決済したらどうなるのでしょうか? 風俗でポイントがつくのでしょうか?




マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。



○10月7日(月)19時~「最近のマクガイヤー 2019年10月号」(いつもと曜日が異なりますのでご注意ください)

お題

・最近の『ドラゴンクエストウォーク』

『ジョーカー』

『ジョン・ウィック:パラベラム』

『ヘルボーイ』

『アド・アストラ』

『彼方のアストラ』

『アス』

『フリーソロ』

『荒野の誓い』

『プライベート・ウォー』

『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』

その他、いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。



○10月20日(日)19時~「インセクター佐々木presents モンスターハンターの博物学」

9月6日に『モンスターハンターワールド:アイスボーン』が発売されます。本作はモンスターハンター・シリーズの最新作『モンスターハンター:ワールド』の超大型拡張DLCになります。

そこで、モンスターハンターに詳しい友人のインセクター佐々木さん(https://twitter.com/weaponshouwa)をお迎えしてモンスターハンターシリーズの歴史や各タイトル、登場するモンスターのデザインやモチーフについて解説し、ゲームの魅力を紹介する放送を行います。昆虫だけじゃないよ!



○11月前半(日時未定)「最近のマクガイヤー 2019年11月号」

詳細未定。

いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。



○藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本の通販しています

当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本『本当はFより面白い藤子不二雄Ⓐの話~~童貞と変身と文学青年~~』の通販をしております。

https://macgyer.base.shop/items/19751109



○『やれたかも委員会』に取材協力しました。

『やれたかも委員会』(https://note.mu/yoshidatakashi3/n/na63c34ee5adc)の「童貞からの長い手紙」に取材協力しました。単行本1巻分のエピソードになるそうです。

ちなみに基になったお話はこちら

https://ch.nicovideo.jp/macgyer/blomaga/ar1011063





さて、今回のブロマガですが、「篠山紀信展 写真力」を観覧してきましたので、それについて書かせて下さい。


●「篠山紀信展 写真力」とは

東京ドームシティにギャラリーアーモという展示場がありまして、ここ最近わりと興味深い展示をやっているのですよ。先日行われた「アウトサイド・ジャパン展( https://ch.nicovideo.jp/macgyer/blomaga/ar1765659 )」や「河森正治EXPO( https://ch.nicovideo.jp/macgyer/blomaga/ar1776807 )」についてはこのブロマガでも書きました。

そんなギャラリーアーモでは、9/5から10/27までの予定で、「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN The Last Show」が開催されています。「The Last Show」のタイトルの通り、2012年から7年間に渡って全国各地の美術館を巡回し、同内容の展覧会としては今回が最後ということで開催されるそうです。

https://www.museum.or.jp/modules/jyunkai/index.php?page=article&storyid=71

深夜にCMが流れてて気にはなっていたのですが、ラジオ「アフター6ジャンクション」での篠山紀信本人によるやる気がないようなあるような宣伝目的の告知出演が自分にとっては駄目押しで、どうしても行ってみたくなったのです。


●篠山紀信

篠山紀信といえば、日本において、現在生きている中で最も有名で最も成功している写真家といって良いでしょう。その活動歴は50年以上。本屋にはたいてい紀信の写真集が一冊以上置いてあり、毎週発売される雑誌や写真週刊誌のどれかには必ず紀信が撮影したグラビアが載っています。

三島由紀夫、ジョン・レノン、坂東玉三郎、樋口可南子、本木雅弘……と、その時代時代を象徴するような著名人の写真を撮り、それらは世の中を賑わせました。


今でも印象深いのは、宮沢りえの『Santa FE』です。ちょうど自分が高校生の頃に発表されたのですが、18歳の少女のヘアヌード写真集で書店が埋まっていいのか、18歳の少女のヘアヌードであんなに大儲けして良いのか、そもそも18歳の少女のヘアヌードを買うオトナたちが問題だ……等々、喧々諤々の議論(主に批判)がテレビや週刊誌で繰り広げられていたのを覚えています。

「サンタフェ」という単語の持つイメージも、それまで西部劇に出てくる渋い街の名前だったのが、一気にエロに上書きされました。

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ただの穴が開いた板でさえ「エロ」のイメージがつきました。

篠山紀信や宮沢りえ(やりえママ)への批判も凄かったのですが、28年経った今、篠山紀信は写真家として大家になり、宮沢りえは名女優になりました。結局、勝ったのはこの二人だったのです。


もはや篠山紀信に撮影されるということは、男女に関係なく、一つのステータスといって良いでしょう。

田中みな実も宇垣美里も椿鬼奴もカメラマンが篠山紀信でなければあれほどの話題にはならなかったのではないでしょうか。小保方晴子がグラビアデビューした時はびっくりしましたが。


●行ってみた

というわけで、興味津々な自分は実際に行ってみることにしました。

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会場入り口には、若かりし紀信の代表作といって良いジョン・レノンとオノ・ヨーコのアルバム『ダブルファンタジー』のジャケット写真のカラー版が飾られています。同写真はポスターにも使われており、これが写真展のメインビジュアルのようなものなのでしょう。


会場は、大きく5パートに分けられていました。