A:事実関係
10日朝日新聞「自民・高名経済を全面、民共批」首相が参院選の演説で当初から強調してきたのが、3年半の政権の実績だ。JR千葉駅前の演説では「経済政策が最大の争点だ」と強調。経済政策「アベノミクス」の成果として、「雇用は3年間で110万人増えた」「有効求人倍率は24年ぶりの高い水準になっている」と並べ立てた。民進党など野党への攻撃にも拍車がかかる。ほとんどの演説で経済政策に次ぐ時間を野党共闘への批判にあて、「主張も理念も違うのに自民党候補を倒すためだけに候補を一本化する。それを世の中では野合という」などと述べている。公明党の山口那津男代表も民共攻撃を強める。3日も埼玉・坂戸市の演説で、「消費税を『進めろ』という民進党と、『直ちに廃止しろ』という共産党。まったく責任ある姿勢が見えない」と声を張り上げた。
B;評価
野党連合が出来た理由は、集団的自衛権、改憲の危険性に危機意
コメント
コメントを書く今回、野党に投票しても政権交代は起きません。
だから皆さん、安心して野党に投票しましょう、だって。
そう言われて誰が野党に投票するものか。
バカな弁護士さん。
わたしが野党候補なら、この人だけには応援演説は
して欲しくない。
「共産党って怖ーい」とお考えの方。共産党のどこが怖いのですか?。
具体的に答えられる人はいないと思います。
きっと、自民党の人に、そう教えられただけだと思います。
本当に怖いのは自民党なのです。
仕事の時は別にして、お休みの日には自分の好きな服を着て、好きな所へ遊びに行ったり、おいしいものを食べられるのは、みんな憲法で守られているためなのです。
自民党は、その憲法を根本から変えてしまい、国民の自由を奪おうと考えているのです。
自民党は、政治は国民の幸せを守るためにあるという考えを否定し、「国民は国家が利用するための道具」と考えています。政府が「非常事態」と宣言するだけで個人の土地や現金や、その他あらゆる財産を国が自由に使えるように変えようとしています。「生活が苦しくなった」なんて口にするだけで逮捕されるかも知れません。
共産党や民進党が、「2/3を与えてはいけない」と言うのは、そんな日本にしてはならないということなのです。
ジャン・ユンカーマン監督の<ノーム・チョムスキー氏/ジョン・ダワー氏 最新インタビュー映像>+トークイベントの覚書です。(正確でないかもしれませんが)
監督-
米国はイラク戦争を何故反省しないのか?
チョムスキー氏-
国家はこうした戦争を「失敗」と認めることはあっても、決して「犯罪」と認めることはない。しかし、イラク戦争は大犯罪であり、完全に失敗した。米国はこの戦争で ①イラクに永続的な軍事基地を置くこと ②豊富な石油を米企業が独占できる協定を結ぶこと を目論んだが、イラクの民族主義的勢力が強靭で、いずれも遂げられなかった。
監督-
米国はベトナム戦争の失敗から学ばないのか?
チョムスキー氏-
米国にとってベトナム戦争は必ずしも失敗ではなかった。インドシナを破壊し混乱に陥れ、彼の地に周辺諸国のモデルとなるような理想的な独立国家が誕生する芽を摘むことができたから。もしそのようなモデル国家が出現した日には、やがてそれは日本にも波及し、米国から「独立」しかねない。そして日本等が中心となって東アジアが結束し、米国の支配が及ばなくなったらWWⅡは何の意味も無かったことにる。それでキッシンジャーは「ウイルスが広がって感染する者が出ないよう予防接種が必要だ」などと言った。
監督-
何故あなたはいつも楽観主義でいられるのか?
チョムスキー氏-
それは気持ちの問題だから大したことではない。事は「よおし、こいつを上手くものにして前へ進むぞ!」か、「もう最悪の結果を座して待つしかない」かの選択ではない。
ダワー氏-
戦後 日本は米国の圧力があっても軍事的冒険主義は採らないことを貫いてきた。それは さながら ゆらゆら灯る蝋燭の炎のようだったが、今や一息で吹き消されようとしている。米国戦略に組込まれ、RMA(軍事革命)の道を突き進もうとしている。悲哀を感じざるを得ない。
監督&シールズ(3名)のトークイベント-
それぞれバックグラウンドは違えど、監督も言われた通り3人とも非常にしっかした考えの持ち主で、この選挙の結果がどうであれ、これからも一般の人の日常に「ごく当たり前のこと」として政治的な言動も表れてくるよう、できることをやっていきたい旨語っていたのが印象的でした。
一方、監督のコメントでは、「米国は今でも毎日イラクを爆撃しているが、米国民は全く意に介していない」、そして先日の生放送でも言われていた「大統領選でイラク戦争の反省が争点になっていない」がありました。