A:事実関係
野党４党は２０日、東京１０区で党首級の演説会を開いた。
共産党の志位委員長、民進党の安住代表代行、社民の福島副党首、自由の山本がマイクを握ったが肝心の候補者の姿がなかった。
演説会を企画した市民団体は。候補者不在について、「民進党の責任者が『連合の顔を立てるため候補者を行かせることが出来ない』といった」と明かした。
連合の神津会長は福岡６区の演説会に民進党候補が出席したことを問題視。連合はこの日東京１０区の候補者事務局からスタフ１０数名を引上げさせた。野党共闘に慎重なためだ。（朝日１０月２４日）
B:連合は今や、リベラル勢力の癌になりつつある。
新潟知事選挙では連合新潟は自公候補応援に回った。
新潟県民は原発再稼働の中止を求めた。今次知事選挙の争点の一番が原発で、その７割以上が再稼働反対である。新潟県民は野党連合の米山氏を選択した。
本来はここ
コメント
コメントを書く連合に所属する大企業労組は、企業内労組であり、労使一体が基本である。労組組員は、企業が体制を支持する立場にあれば、当然体制を支持することになる。企業は、米国流自由主義内の企業である限り、共産主義に対するアレルギーが大きいのは当たり前といえば当たり前といえる。野党連合といっても、米国に準ずる資本主義体制かどうかは、見落とせない重要な視点なのでしょう。民進党を巻き込もうとすること自体が間違いであるが、支持が広がらないジレンマから、民進党に頼る、頼らざるを得ない主体性のなさが、野党の根本的弱さである。
補選の結果は、自民党の勝利であるが、自民党内の対立の中での勝利であり、野党は全くおよびでない状況にあるともいえる。
東京は、小池知事に対する対抗を封印した中での勝利であり、手放しでは喜べない。福岡は、小池氏側と対抗した候補者を立てたが小池氏側に完敗であった。自民内の勢力争いが活発化しており、安倍政権の右翼化を止めるのを自民党内のほかの勢力（二階幹事長）に期待するほうが、安倍おろしにつながる近道のような気がする。
連合も酷いが、民進もむちゃくくちゃだな。かつて高野孟が子どものあつまりと言っていた状態に戻っている。党首級があつまる応援演説の場に本人が出ないなど、基本の「き」も実行できないのは大人ではない。
むろん民進も論外だが、はいそうですかと従う候補者本人もどうかしてるんじゃないか。そこはつっぱねるべきポイントだ。党が言ったら何でもその通りにするのか？それでよく「政治家」と言えるね。政治の世界で基本の「き」抜きでやっていけるつもりなのかね。絶対に無理。まったくこの候補者に自分の主義主張や思想というものがあるのかね。あきれるほかはないな。実社会でそんことやったら二度と浮かび上がれない。
この無茶苦茶なやり方は、「わざと」としか思えず、野党共闘を無責任に解体させることをねらっている。
難しいことは言えませんが、もう民進党に期待するのは諦めて、民進党を左右に分裂させ、左の一部とその他の野党て共闘するしかないんじゃないですか？日本国民の未来を明るくさせる政策実現のための政権樹立にはね。
一部の国民は、何にもわかっていない無知蒙昧だ。だって、何にもきにしないでも、世界（社会）の荒海を乗り切りさせてくれるほど政治家や官僚は、良い人ばかりなんですかね。信用するほどのよっぽどの「ばか」か、「命知らず」なんだろうて。
連合幹部の体質が自民党迎合一色に染まってしまったのでしょう、連合の中の人達全てがこうだとは思えません。
ほとんどの政治的なことに反応せず、ただただ隣近所の人間関係を憂え脳足りんなことの羅列のバカ番組に興じているバカ国民のおかげで、少しはましな頭のこの国をもう少しましな方に進めたいとする勢力が、ばかおみる。選挙権を与えてるのがむだであり、僕にとっては、有害だ。自民党とともに地獄を見ればいい輩だ。
民進党・野田幹事長は、野党第一党を２度潰すことになる大Ａ級戦犯ですね。最初からそれが目的だったとは思えないので、原因は彼の頭脳の愚かさと、氏を幹事長に選んだ蓮舫党首の愚かさですね。所詮、「二位じゃいけないんですか」で有名になった方ですからね。蓮舫氏の頭脳構造もそれだけのことだったということですね。
そもそも、世界中そうなんだが、なんで「政党」に入らないと「政治家」として働けないシステムになっているか考えた方がいい。個々人として「政治家」として働いた方が直接に「民意」を反映するはずだ。「政党」のしばりということが政治家が選挙公約を平気で破る（「上が言っているんで・・・」云々という屁な理屈）口実を与える。自分のために人様が応援に来ている場に本人が欠席するなど政治家どころか、社会人として欠格だ。政党のしばりどうのこうのじゃない。人としてどう行動するか、それが問題だ。そんなことも分からんのか。情けない。理屈じゃないぞ、これは。
マスコミが翼賛体制に組み込まれ、そして今、組合が翼賛体制に組み込まれたということを連合の不可解な動きが明らかにした。つらいけど、民進党抜きの野党連合で戦うしかない。
日本は今やファシズムのエントロピーの過程に入ってしまったと見るべきで、元に戻るのは内部からの盛り上がりではなかなか難しい。幸い、中国と北朝鮮の専守防衛体制が強靭。日米韓の挑発は跳ね返されよう。いや、そうならないと、米国は大海を隔てて安全だが、日本と韓国は灰燼と化す。そんなバカなことは許されない、ということくらいは日、韓の為政者には分かっている筈だ。