米国の大統領選挙などは、「ネガティブ・選挙」と言われ、候補者非難が主体である。
しかし、今回の選挙程、大統領候補者同士のテレビ討論会での、徹底的に相手の攻撃に終始した。
これだけ醜い選挙はなかったのではないか。
次の大統領がどちらになるにしろ、運営は難しい。特にトランプが敗れた場合、トランプ支持者は激しくヒラリー攻撃を継続していくものとみられる。
関連データ。
1:NYT世論調査(10月28日―11月1日)
・今次大統領選挙の感想
興奮した(excited)-13%、、嫌悪感(disgusted)-82%
・選挙結果を受け入れるか(自分の投票者が敗れた時)
トランプ支持者:受け入れる63%、受け入れない27%
・候補者に対して好意的か、非好意的か
トランプに対して:好意的33%、非好意的56%
ヒラリーに対して好意的37%、非好意的54%
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そうですかねえ。
わたしは米国大統領選挙というものはつねに
このようなものだったと記憶してます。
ネガティブキャンペーンをうまくやったほうが
勝ってきたと。
サンダーズは民主党の候補者選びのとき、ヒラリーの
メール疑惑をあくまで追求する他候補をさえぎり、
いつまでもそんなことを言っていないで、生産的な
議論をしよう、と紳士を気取りました。
大統領には決してなれない男だなと思いましたよ。
「サーンキュー」などと大げさにヒラリーに感謝
されていては。
米国の大統領選挙ってつねにそうでしたよ。
私は今回の選挙を、「世界の人々に米国が売り込んでいる自由と民主主義が単なるペテンで如何に醜いものであるか」を素っ裸にして見せてくれたという意味で、高く評価しています。
世界の知識人たち(日本には余り見当たらない)はヒラリー・クリントンを戦争犯罪人(WAR CRIMINAL)と断罪しており、何とかして国際司法裁判所に提訴する動きをしていますが、トランプはクリントンのその犯罪性を彼独特の野蛮で且つ下品極まりない米語で突っ込みを入れなかったことに私は不満です。
そうとは言え、一応、対立する論点は明確になりました。ロシアと中国のユーラシア同盟に対して侵略戦争をするかしないか?についてヒラリーは是、トランプは否、であり、私が投票するなら、トランプです。