A事実関係
(1)韓国の市民団体は12月30日、同国南部、釜山の日本総領事館前の歩道に旧日本軍による従軍慰安婦問題を象徴する少女像を設置した。韓国内にある在外公館前での少女像設置はソウルの日本大使館前に続いて2例目。
(2)28日にも少女像を日本総領事館前に一時的に置いたが、道路法違反として釜山市東区の職員らが撤去。市民らからの抗議の電話が殺到。これを受け区長が一転して市民団体に少女像を返却したうえで設置許可。
市民団体は12月31日夜、総領事館前で除幕式を開いた。
(3)菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像が設置されたことに関し、長嶺安政駐韓大使を一時帰国させるなどの対抗措置を講じると明らかにした。一昨年の日韓合意の精神に反するとして、異例の強い措置に踏み切った。菅長官は少女像設置について「日韓関係に好ましくない影
コメント
コメントを書く外交的に、想定を超える謝罪をし、想定以上の金銭負担をしても、解決できない。韓国民の59%が納得しない現実を突きつけられている。では、「どのようしたら、解決できるのか。何が不満足なのか」と、いうことである。
イスラエルとアラブのいく世代にもわたる争いの歴史は、「積年の恨み、つらみ」になって、解決の方向が見いだされていない。この「恨み、つらみ」が原因であると、日本から何をしても、納得していただけることが期待できないのではないか。
どう対処したらよいのであろうか。無視すれば、無視したで、見下している傲慢だといわれるのはわかっていることであるし、一方謝罪しても受け入れていただけない。聞き分けのない子供以下であり、このような民族と割り切って対処していくしかないのでしょう。隣の国であるだけに始末が悪い。
少女像の取り除きについて韓国民の大方の承諾を得るのは、次の条件が安倍政権によって満たされなければ、難しいのではないかと私は考えています。
1.靖国神社を政治の守護神とすることをやめる。
2.河野語録を大切にする真摯な心の表明。
韓国民の多くは私の知る限りでは日本人が朝鮮人に対して本当の意味で謝罪していないと考えている。彼らは日本が何故ドイツみたいに懺悔できないか理解に苦しんでいる。しかし、戦後75年、もう遅い。せめて、上記1.2.を行えば、彼から納得性が得られるんではないかと私は思うんですが。
この問題はとても微妙だ。
わたしは、この問題に関しては日本はけっして
反論も条件闘争もしてはならないと書いたことがある。
日本民族の恥として、これが古代史となるまで子孫は
うつむいているほかない。
しかたない。
我々の父や祖父はそういうことをやったのだから。
話のわからないやつと隣国をなじったところで
世界の世論はけっして日本の側には立たない。
日本人の蛮行がもっと世界に知れ渡るだけ。
この問題がニュースにならないことが日本の国益。
だから韓国の望む対応をするほかない。
黙ってうつむいているのが一番良い。
「像」を立てたければ、そのままにして置いてもいいのではないでしょうか。東京の真ん中にあるのではない。
韓国人がそうするのは、「それだけひどいことを日本人がやった。」ということだ。日本の主権が及ばない現地韓国で、そのような「像」があるから怪しからん朝鮮人め!という感情は、辞めていただきたい。加害者はいつまでたっても「加害者」なのだ。
断交したいのならそれも結構だ。日本がやった蛮行を深く内省しろ。僕は、韓国人じゃないけど日本人は、自分たちの過去を簡単に忘却してしまったのだ。それほど強い憎しみを与えてしまったことを真摯に受け止めるべきだ。
私は戦争中にひどいことをした兵士の体験を聞き書き
したルポを読んだことがある。
ここには書きたくもない残虐行為の数々を観念したように
兵士たちは話したそうだ。
しかし著者の問いに突然口籠り、それだけは聞かないでくれと
ばかりに沈黙してしまう話題があった、婦女子に対する強姦行為。
そういう微妙な問題なのだよ、これは。
そもそも、慰安婦は単なる市民なのに、政府間で合意したからと言って解決すると考える方がおかしい。
あの像にしても、韓国の市民団体は「少女像」と言うだけで、「慰安婦像」とは言っていない。それを慰安婦像と解釈して、腹を立てるのは後ろ暗い思いがあるからだ。率直に元慰安婦やその親族に謝罪すれば良いのに、「従軍慰安婦なんていなかった」なんて言い張り、大統領をカネで買収しても、一般国民が納得するはずがない。
大使を帰国させるなんて大人げないし、韓国民の怒りを増すだけで、最悪の判断だ。
尤も、日本政府にはその程度の決断しかできないのだろう。
>>6
全く同感、そもそもこれは「不可逆的、最終的解決」等と言う一言で解決可能な問題なのだろうか。安部首相は昨年の国会答弁で被害者への「お詫びの手紙」について問われ、その様な考えは「毛頭ない」と言った、この一言が日本政府の態度、首相を長とする日本国民の感情を如実に表している。これを聞いた被害者はどの様に感じるだろうか。日本のこの問題(慰安婦問題)に対する対処の仕方は何時もこのパターンだ。謝罪し、反省し合意する、そのすぐ後でそれとは真逆の本音を言う。稲田防衛相の真珠湾追悼から帰国直後の靖国参拝もしかり。これでは日本政府や国民が信用されるはずがない。メディアは日本政府の対抗処置で国際社会の理解意を得られる等と自画自賛しているが、とても無理だ。
>>6,7 同感です。「心」が欠けている、気持が被害者に向いていない、と感じる。だからいつまでも解決にならない、逆効果ですらある。結果が「少女像」の新たな建立、となっている。