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トルーマンは1945年4月から 1953年1月まで米国大統領であり、日本の占領期と重なる。彼の著書『トルーマン回顧録』1・2(恒文社、1966年)からの引用
・日本占領は予想以上に成功していた。
・マサチュセッツ大学の著名な総長カール・コンプトン博士は、戦争中日本の科学者や技術者がどんな進歩を得たかを知るために日本である程度の時間を費やした。
帰国するや彼はホワイトハウスに来て、非常に啓蒙的な説明をした。
彼にまとめてもらった覚書きの内容は次のとおりである。
「私達は日本人が明らかに憎しみをもたず、また実際に私たちのやることに協力し、援助の手を伸ばしている点のすべてに驚いた。これは次の数個の原因によるものとみる。
一、 日本人が劣等感を持っており、彼らはやったことを理解したこと、
二、 天皇が国民に協力を命じたため、彼らは不名誉な
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マッカーサーの判断は正しく、日本は今も尚マッカーサー体制下にある。日本は米国の中国攻めの尖兵になり消滅するのを私は恐れる。
日本人にとっては、極端に言えば体制が資本主義体制であろうが、共産主義体制であろうが、身分、地位、収入が適正に相応的に保障されるかどうかであり、体制が変わることは、経済体制の価値観がどのように変わるかの視点で観測されているに過ぎない。宗教による生き方に対する信念,信条がなくては、精神的価値観がわきに追いやられ、物質的価値観によって漂流する民族といえるのではないか。精神的物質的価値観の同等性が無視される。