A:事実関係1
朝日新聞報道「安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」(岡山市)が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、内閣府が文科省に「官邸の最高レベルが言っている」などと対応を求めたとする文言が、日時や出席者が特定された文書に記されていることがわかった。文科省側が「『できない』という選択肢はない」と言われたことも書かれていた。(書類写し写真報道)
菅義偉官房長官は17日午前の記者会見で、朝日新聞が報じた文書について「どういう文書か。作成日時だとか、作成部局だとか明確になってないんじゃないか。通常、役所の文書はそういう文書じゃないと思う」などと述べた。
朝日新聞が入手した文書は、「○○内閣府審議官との打合せ概要(獣医学部新設)」=○○部分は実名=という題名で、文科省関係者によると、同省職員が作成した。「平成28(2016)年9月26日(
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菅官房長官の立場ではああいう言い方になるんでしょうが、あの文書自体は、役人の書いたメモだろうと想像しています。公文書管理が厳しくなると(そのこと自体は正しい)、どうしてもその手のメモをつくるようになるんでしょう。
従ってこの件では、たんなる忖度をこえて、はっきりと安倍首相の意向もはたらいているんだろうとおもいます。
ただ私にはこれが現時点の情報からは「悪いこと」だとはおもえない。(金銭のやりとりなどがあれば話は別)。
地元が長年誘致をしようとしていて、土地も無償で提供(もちろんのちのちの経済効果等を期待しているのでしょう)する意思のあるところ、うまくいかなくて燻っていた問題を、総理がリーダーシップをとって解決した、というだけのことにみえますね。
北方領土の解決にはいろんな考えがあるが、総理は(多数の批判もあるなか)ロシアへの経済的恩恵を供与する方向で解決をめざそうとしています。これと同じに見えます。
どちらも、過程に違法があっては勿論だめだし、その結果には政治責任を問われるけれども、「行政各部を指揮監督する」(憲法72条)権限のある総理大臣が権力を行使すること自体になんの問題があるのかとおもいますね。民進党が政権とっても、共産党が政権とっても、権力は行使されますよ。そのこと自体になんの問題があるんでしょうか。
>>1
「なんの問題があるのでしょうか」との受け止めが出てくるとは、驚きだ。
申し込み期間は僅か8日間。36億円プラス96億円で計133億円と、森友学園の時とは金額も大違い。
異例、特例がこれだけ重なれば、安倍氏の意向が働いた究極の忖度。
「乗せられた」というより、「積極的に応援していた」というべきだ。
安倍氏は国会で、「もし働きかけていたなら責任を取る」と全面否定で啖呵を切ったのだから、潔く辞職して。
りゃんさんの見方が、オーソドックスなものではないか。悔しかったら、野党がまとまることです。権力なき者たちは好きがってを言うからまとまらないのです。まとまらないから野党なのです。まとまることができれば野党ではなく、政権党対抗勢力になりえるのです。こんな簡単なこともわからない。救いようがないのです。
政党と別に政治家の口利きが、法に抵触するかどうか。内閣が人事の決定権を握り、官僚を自由自在に操れる現状では、首相はじめ大臣などの意向が、「神の声」として、官僚に強い影響を与えるのは致し方ないでしょう。極端に言えば、政権が絶対多数を握れば、「悪いことを良いことに変える」ことができるのです。横暴を止めるには、マスコミと国民の声(支持率)なのでしょう。
問題は、「私が関係していれば、辞職する」などと余分なことを言うからおかしくなるのです。このような問題は、いつも、どこでも起きている問題であるが、問題視しないだけであり、安倍首相が、贈収賄をしているのでなければ、特別のことをしているわけではないでしょう。数を背景にして、国民のレベルで政治をおこなっているに過ぎない。国民のレベルが上がれば、数が減るので、自ずから首相のレベルも上がらざるを得ない。
>>2
情報がまだ出てきていますから、もう少し待って、ゆっくりと判断されたらどうでしょうか。今でているだけでもこの件では、民進党議員の江田五月氏や高井たかし議院も以前に関与していた証拠があがっています。今治市の議会でも別に自民党だけが賛成したわけではありません。
この件は学部を作りたい側が長年に渡って推進しており、安倍首相以外の政治家もまきこまれています。その一方で獣医師会などは反対しており、賛成側と反対側が一種の権力闘争をしていたと見ることができます。そこに国家戦略特区の趣旨を生かして認可をしたという説明はいちおう納得できます。その説明をさらに詳細に求めることは必要でしょうが、「友人に得をさせた」という見立てを最初から立てて、しかもそれを共謀罪採決阻止にぶつけていくような新聞のやりかたが国民の共感を得るとはとてもおもえません。
「働きかけていたなら責任を取る」は、
https://www.youtube.com/watch?v=TdVZjLM5N8M
の質疑のときですが、これを見ていると、安倍首相は具体的な加計学園について本当に明示の指示はしてなかったんだろうと自分的にはおもえました。ただ、それなのに誰もが加計学園は「総理案件でもある」ということを知っている、そんなふうじゃなかったのかなあと想像しています。想像にすぎませんが。
日本人論じゃありませんが、こういうのは日本人の大きな組織では、とてもよくみられることだとおもいます。
「私が関係していたら、責任を取る」という安倍首相の言葉は、高等戦術である。
法的に責任を取らなければならないのは、「贈収賄」が明確化したときである。政治家の日常活動「口利き」で責任を問われる声が、自民党内から巻き上がることはないが、道義的責任で問われることはある。最初から、道義的責任を取るといえば、逆説的に「口利き」などの政治活動の是非を問えなくなる。野党を意識したものでなく、与党を意識した戦略であり、したたかとしか言いようがない。
ちょっと視点をかえてみると、安倍首相が、こと金銭にかんしては、どれだけクリーンなのかと逆に感心します。
森友にしても加計にしても、たぶんそれ以外も鵜の目鷹の目で探されてるとおもいますが、どれだけつついても、「権力の濫用」疑惑はでてきても、「収賄疑惑」は出てこないんですから。
あと女性スキャンダルもでませんね。夫人との関係性はほんとのところはわかりませんが、衆目は、「安倍首相の立場から考えると、あの夫人とよくうまくやってるよ、えらい!」というところのような気がします。ところがその夫人のほうにも、なんだか魅力があって・・・
まあ、こういうところも、安倍首相が支持される理由があるとおもいます。
メディアも野党も、スキャンダリズムでは安倍首相を打倒できないんじゃないでしょうか。逆に国民に嫌われてくだけのような気がします。
結局のところ、与党内の権力闘争をおさえきれる限りは、まだ安倍政権は続くのでしょう。
驕る平家は久しからず。これは平家物語のメインテーマ。今盛りの安倍政権は籠池、加計のスキャンダルをも肥やしにする迫力。全ては野党のせいにして反省しない。いずれ源氏があらわれることも知らず。
いずれ源氏があらわれなくても、安倍政権は十年以内のどっかで終わりますよ。今の日本には政権交代の仕組みがあるんですから。
特区にしても、内閣人事局にしても、もしも総理大臣の権力濫用の弊害がほんとうにあるなら改善すればいい。ただし、もともとこれらの制度は、逆に総理に権限が集中しておらず、ものごとがなかなか決まらない、動かないことを弊害ととらえたうえで構想されたものです。
なんにせよ、改善のためにはスキャンダリズムやセンセーショナリズムではなく地道な議論が必要だとおもいます。ましてや、反シオニズムをかかげだりデモしたり安倍内閣を打倒したりすれば、次の政権ではこういう問題がおきないというようなもんじゃありません。そこのところの理解がないのが フレデイ タン さん、わかってて人を踊らそうとするのが朝日新聞てな感じじゃないでしょうか。
ネットのうわさでは、民進党の今治調査団が現地に行ったところ、今治市は面会拒否したようですね。これがほんとなら、この件についての国民多数の感覚を代弁しているとおもいます。
>>8
国会の場で議論をしないのは与党じゃないですかな。与党は議論を拒否している。議論して政権交代する仕組みは崩壊している。その理由は明らかじゃないですか。安倍政権が国全体を米国の戦争に組み込むための準備を急いでいるということなんですよ。そのことを隠してああじゃないこうじゃないとどうでもいいことに関して屁理屈を言ってごまかしている。源氏とは政権交代を言ってるのじゃない。戦争で日本がやられるということなんですがね。目先の利に目がくらんでこの日本がどこに進んでいるか分からない蒙昧はあなたにこそあるんです。あなたは勝てば官軍という気持ちに浸っているんでしょう。きっと。