森友学園、加計学園、対韓国政策、問題点がいくつかある。
森友学園は、国有地を実質ゼロで、右翼的教育をしている籠池氏に与えた。
加計学園は獣医学部の新設を決めた。ここでの問題点を整理すると次のようになる。
①キャンパス用地(約37億円相当)は今治市が無償譲渡。総事業費192億円のうち最大96億円を市と愛媛県が負担する。これ等は地方公共団体の資金ではあるが、国が県、市へ迂回支援を行う可能性がある。②安倍首相と加計学園の加計理事長は緊密な関係にある。③安倍首相は「私がもし働きかけて決めているとあれば、責任を取る」と発言している。
そして、従軍慰安婦像を釜山日本総領事館前に韓国市民団体が設置したことに対して、駐韓国大使と注釜山総領事を引上げさせた。これは一見正しそうな措置であるが、そうではない。
・釜山の日本総領事館前に慰安婦少女像が設置されたことは決して望ましいことでは
コメント
コメントを書くなるほど。ここに書かれた範囲については、孫崎氏のご意見に同意する。しかし、政府の行為には外務省の意見が反映されているはずであり、それについて安倍総理がどの程度責任があるのかは明らかでないという点で、不十分である。
加計学園の用地代37億円の他、総事業費192億円も愛媛県や今治市が負担するという。
さして金持ちとも見えない愛媛県や今治市にとって、採算のとれる見込みがあるのだろうか。
まだ報じられていない、巨大な黒幕がいるのかも知れない。
森友学園にからんで籠池氏を、補助金を不正に受領した罪で告発するというが、やぶ蛇になる恐れを感じたのだろう。財務省内の、すべてのパソコンを廃棄して、新品に交換したという。これこそが不正行為をした証拠である。
東京オリンピックの「金メダル製造に必要な金を確保するため」とでも言うのかな。
何も知らない子どもたちに教育勅語を教え込むような人物を、擁護するつもりはないが、安倍首相の身勝手さには憤らざるを得ない。
「反対者は潰す」 全くその通りです。
戦前、「鬼畜米英」をスローガンにして国民の意思統一を図ったのが帝国陸軍の中枢部だった。当時、陛下がどう考えていたか。恐らく、陛下は英米に親しみを感じて居たので内心はそのスローガンに違和感を持っていたに違いありません。それを裏付けるものとしていくつもの証拠が現在でも続々発掘されている。でも、軍部は「天皇の意思」ということを全面に出し、全体主義を完成させて行った。
今の状況は日米開戦前の状況に似通ってはいるが、決定的な違いがある。一つは天皇陛下が使われていない。その代わりに安倍晋三氏がその位置と役割に登場している。もう一つは安倍晋三氏が韓国や北朝鮮や中国に対して嫌悪感を持って居るということです。
従って、安倍晋三氏の存在は今進んでいる政治には絶対的に不可欠なんです。側近も周囲も又それを囲む周囲もそして米国の支配層もそれを熟知していて守る方向で一致団結している。私には「教祖誕生」という社会政治現象を今の世相に観ています。
これほど、目に余る暴挙と開き直りの連続。支離滅裂な外交。稚拙で誤字だらけの答弁。いわばボンクラ政権である。しかし、反対者を押さえつける術には長けている。警察(秘密警察もどきも)・裁判所、マスコミ、官僚組織を駆使するのには長けている。ボンクラ政権の周辺のシステムが非常によく機能している。政権のボンクラたちは演出された看板にしか過ぎないのかもしれない。
満州事変以後、また、戦後、保守化へ通じる流れの中で、闇の狂信的で凶暴な集団が暗躍して、軍も官僚も司法も企業も中枢は、戦前の支配的人脈が生き残った。天皇制から米軍支配へとキャップは変わったけれど、核となる【思想と支配手法】は、表向きは時代に合わせて変貌したが、本質は変わっていない。今、ボンクラ政権の背後でうごめく勢力を我々は注視・警戒しなければならないのでは? 意外と脈々と流れてきた政治思潮と同期するもの、と思われる。
>>6
あっちこっちポイントが飛んで何を言いたいのか。分る必要も無いか。
>>7
話が大袈裟ですね。
>>7
いつもいい悪いは別にして、一つの考え方を示しているあなたが、今回のコメントは、フレディさんの話のように何を言いたいのかわかりません。自己主張が何故か混乱しているように思えるのです。少し冷静に見てください。
>>11
先ず、外交政策の方針の一貫性であり、外交的に継続性が必要であり、大使、領事などの対外国の窓口を引き上げる場合はそれなりの理由が必要である。先の外交交渉における「少女像撤去」の努力目標が達成されないということで、韓国を批判し、韓国との外交交渉を一方的に中止したとみなすべきでしょう。
強い外交姿勢を示したわけである。この方針は、国民の意見が分かれるところであり、正しいとか間違いということで議論することはできない。また、日本に帰国させられた事に対し、公的な場で反対の意見を述べることはできない。ただ、私的な会合で、釜山領事として自分の考え方を述べたことが、一概に悪いと決めつけられるものではない。深刻な問題であるのは、政府が、韓国の情勢が変わったわけでもないのに、領事を再度韓国に赴任させた政策変更理由の合理的説明が政府からなされているわけではない。感情に任せて外交をしているとみられても致し方ない。
私たちは、政府でなければ、領事でもなく第三者であり、政府の外交が適切かどうかを自由に議論してもよいし、議論すべきことでもある。法を無視していいわけではないが、法的な問題を超えて、議論することはむしろ好ましいことである。
法以前の問題点。(不合理なことを見つめなおすこと=我々は法的審判者ではない)
①全く逆の外交姿勢が短期間に選択されるのは、それなりの覚悟が必要であるが、覚悟を認めることができず刹那的に見られる。
②帰任させたことに対する公的な批判でなく、私的な会合であり、意見を求められれば、個人的見解が出ても不都合ではない。私的な会合での発言が取りあげられることの方が大きな問題である。
③国家の緊急時でない限り、任期が決められているので、任期未満に帰国させる場合は、合理的説明が必要でしょう。
④領事職を奪うのであれば、赴任する前に、人事権を発動すべきであるが、赴任してから時間がたっているし、加計問題が出ており、文科省などから、政府の都合の悪いことが出てこないように、「見せしめ」のような目で見られる。勘繰りが出てくるのは否定できない。
>>15
加計学園問題にエネルギーを注ぐことは、あまり好ましくないことは同じ意見です。問題は、「私は、一切関与していない」というから、関与問題がクローズアップされているのであって、安倍首相の舌禍によるものであり、自ら招いた舌禍は自ら処理せざるを得ないのです。
逆の外交姿勢というのは、大きな間違いを政府が犯したのであるが、「少女像を撤去する努力をしない」から、大使、領事を帰国させたのではないか。韓国から何らかの言質が取れたので、再度赴任させたのであれば、逆の外交姿勢とは言えませんが,私の知る限り言質が取れておらず、再度赴任させたのであれば、外交姿勢に一貫性がありません。考え方によっては、少女像設置を認めたことにつながります。大使、領事を帰国させることが批判されてもおかしくないのです。
>>18
おっしゃることは、理解しております。私の言いたいのは、「韓国との問題」は、簡単でなく、一つの政策(大使、領事)の帰国命令などは慎重にすべきということです。政府の一貫した方針はわかっていますが、韓国にわかってもらえないのも事実であり、政治には慎重さを要求したいのです。特に切れやすい安倍首相は、無理かもしれませんが、発言する前に一呼吸おいて、自分の欠点を十分認識すべきです。物事を見つめる姿勢(視点)にそれほど違いがあるわけでなく、この問題はこの程度にしてください。意見交換は楽しかったです。ありがとうございました。