A:事実関係1「閉会中審査、自民が稲田氏の出席拒否 民進は強く反発」
自民党の竹下亘国会対策委員長は31日、民進党の山井和則国対委員長と国会内で会談し、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題に関する閉会中審査で、稲田朋美前防衛相の出席を拒否すると伝えた。
竹下氏は28日の山井氏との会談で、日報問題に関する特別防衛監察に関する閉会中審査を内閣改造後の7日以降に応じる考えを伝達。稲田氏の出席についても「(稲田氏は)記者会見で『国会に呼ばれれば出る』と話したようで、(稲田前)大臣に参考人として出て頂くべく努力はする」と述べ、稲田氏の委員会出席に前向きな姿勢を示していた。(朝日新聞)
事実関係2「PKO日報「公開すべきでなかった」自民部会、意見続出
「南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の日報問題をめぐって、31日に開かれた自民党国防部会で、「そもそも日報を公開
コメント
コメントを書く私は安倍政権に貼りつけるレッテルとして「集団・ミニ・ナチ」というものを考えました。
一昨日、田原総一郎が民間テレビに出演して老醜を晒していた。どうも彼が言いたかったのは「憲法で否定されている自衛隊が可哀想。何とかその位置づけを憲法の中にしようじゃないか」と言いたかったらしい。彼は演技下手だからそれが顔に出て居た。その前日この男は安倍氏に何か喋ったらしい。おそらくそんなことを言ったのだろう。自民党の国民騙しに田原総一郎も加担し始めた。
この現象から、私が憶測するのは、安倍氏たちが閣議で集団的自衛権は合憲だと決定したが、自衛隊という実力集団は賛成してない。だから、上記のように九条に手を加えるために田原まで動員されているということだ。
安倍氏は国民に「自衛隊が可哀想!」という刷り込みを本格的に展開するに違いない。そして一挙に日本を軍国に変えていくに違いない。その為には安倍殿の人気をこれ以上落ちこませるわけには行かない。その為には何でもする。その一つが日報と稲田隠し。安倍氏に民主主義?そんなものは無い。彼には民主主義の意味も分かっていません。
であれば、どうすればいいか。公明党も引きずり込んだ国民統一戦線しかない。核ミサイル戦争はほんのそこまで迫って来ています。中国が米国に「北朝鮮を何とかしたければ自分でやれ」と言った。日本列島から爆撃機が飛ぶ。当然核ミサイルが北から日本に飛んでくる。想像するだけでも恐ろしい。しかし、その可能性が出てきているんです。
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追加:もし自民党の閣議決定に実力集団がいちゃもんをつけているとせば、米爆撃機が日本を中継基地として北を攻めるのに違和感を持って居るからではないかとも推測したい。北からは核ミサイルが一斉に飛んでくるのですから、そして日本の実力集団は専門家ですから、半島や大陸を敵に回した日本列島の戦争が非現実的であることを弁えてのことだと私は考えるのです。
普通、国が乱れて民主主義が破壊されるのは、軍と言う実力部隊が政治に介入して、動き出すことから始まる。文民統制と言う民主主義の根幹に当たる部分に、いかに自民党議員が鈍感かが判る。野党に国会でつつかれて、安倍政権の安定を脅かし、ひいては自民党の凋落を早め、お手盛り議員たちの生活が脅かされる。それぐらいの感覚しかないのだ。軍が政治(政府)に楯突き、独自に動き出せばだれにも止められないし、あっという間にファシズムへ直進することは、歴史を見ても、現在、紛争に明け暮れている国を見ればわかる。自衛隊がいかに米軍の下部組織として、傭兵群としても、ミサイルはじめ近大兵器を駆使できる部隊であり、一夜にして、武力で国家を支配するのは、さほど難しくない。
日本をまともな民主主義国家として、法治国家として、現在の国民の暮らしを維持するには、イロハのイとして、文民統制を絶対におろそかにしてはならない筈だ。腐れ自民党と言われる所以が、また増える。稲田朋美前防衛大臣の国会招致と、日報問題の解明は、きわめて国家の重大事項なのだ。自民、共産関係なく、国会議員として襟を正して解明すべきことだ。
良識ある自民党議員も居るはずだ。今声を上げないで、誰の代表なのだ。わが身可愛さだけじゃないか、と国民は見る。
稲田前防衛大臣が、日報問題の不始末に関して、当事者責任を明確にしなかった。両論併記の「そのような事実はあった」が、「私は知らなかった」と、中途半端な処理で終わっている。組織として認めて、防衛大臣として認めなかったようなものである。
罷免に近い辞職であり、まさか、離任時に、訓示をするとは思ってもみなかった。現地自衛隊隊員たちは、政治家に大変危険な南スーダンPKO活動をさせられ、日報を出しても、日報をつぶされてしまう。政治家などとの信頼関係は極度に低下しているのでしょう。
おまけに、お前たちは、日報を政治家たる防衛大臣に隠ぺいしたといわれているような訓示を聞いて、どのように思ったであろうか。いいとこどりの訓示までしておいて、攻められる閉会中審査は、出席辞退とのこと。自己中心的考え方が、ここまで徹底していると、安倍首相が責任を問える相手ではなかったといえる。国防を遊びでしているのではないかと、疑いたくなる。閉会中審査には、安倍首相、稲田まえ防衛大臣が出席すべきでしょう。いい加減な処理は禍根を残します。